とある日の夕食後。台の上に立った長男がおもむろに警報を発動。
「AKBニュースです!AKBニュースです!産業道路にゾンビが出ました!」
「ジーーーーーン!」
「ゾンビがうちの中に入ってきました!」
川崎住民で「産業道路」をご存知の方には、「産業道路にゾンビ」という設定がかなりリアルでいい線いってる、というのをわかっていただけるのでは。産業道路というのは、川崎の、工場地帯と人が住む地帯を分け隔てる、まさに「産業用の道路」で、トラックがバンバン走っている大きな道路。向こう側が工場、ということもあり、妙に広々と殺伐としていて、ゾンビ映画なら、ゾンビがわらわら〜っと群れて走ってくるシーンにぴったりなロケーションなのです。
AKBニュース、といいながら、アイドルとは何の関係もないようでした。