りんごをむける男になってほしい

小学校5年の長男が、「お母さん、りんごむいて〜」というのに「う〜ん?」と生返事していたら、「もういい。自分でむく」と、練習を始めました。

小学校4年の時は料理クラブだったし、包丁を使うことはあったけど、りんごをむくのは初めて。ちょっと教えたら飲み込みが早くてすぐマスターしました!それでこそ!

そしてたった今、こう言われました。

お母さん、バイバイ

りんごをむいてもらう必要がなくなったから

もうバイバイ

っておいおい。母親はりんごむき機じゃない。

私が大学に入ってすぐの頃、学食で、そんなに仲良くもない、都内の名門高校出身の男の子たちと座ってたら、彼らがこんな話を始めました。

A「俺、りんごむいたこと、ないんだよ」

B「いいじゃん、**はりんごむいてくれる人(=彼女)いるんだから」

A「でへへへへへへ」

フェミニストの母親にがっちり育てられた私にはこれが衝撃で。ちびまる子ちゃんだったなら、顔にザザーと縦線が入ってのけぞっているところです。

ひとまず、長男はそういう会話をする人にはならなそうでホッとした。