長男修学旅行の夜に思うこと

本文とは関係ないけど2年前に行った立山

今日は長男の修学旅行。なので、長男がいない夜を迎えております。「修学旅行列車」で日光に行ったと思われます(いや日光には確実に行っているんだが、「修学旅行列車」なるものはママ友に聞いただけの情報だから)。

なんでも、近隣のいくつかの学校が修学旅行の日程を合わせて、臨時便のようなものを出して、効率よく移動するのが「修学旅行列車」らしい。昭和っぽい響きで面白いなぁ。こんな状況で、小学生のために頑張ってくれている学校や関係者のみなさまに感謝です。

さきほど、学校からの一斉メールが送られてきて、「本日は無事、日光東照宮の観光を終え、いまは元気に夕食を食べています。9時半に就寝です」的な内容が書いてあって、なんか泣けた。そしてなぜか急に、12年前に長男を出産して「明日一緒に退院」という日に「黄疸が出てるからお子さんだけ退院せず治療します」と医者に言われ泣いたことを思い出した。

そう、本日は長男の世話が不要で、「うっせーばばあ!」とも言われず、兄弟小競り合いも勃発せず、兄不在で悠々とゲームにいそしむ次男は気配を消しており、夫は残業で帰らず、暇なママは思う存分郷愁に浸っているというわけです。

さて、思い出話、続けます。「黄疸が出ているから退院できない……」の件は、後で調べたらよくあることらしく、泣くほどのことでもなかったのかもしれません。実際、私のおばあちゃんは「あぁ、よくあることだねぇ」ってコメントしてたし。でも、治療服を着せられて、光線治療用のプラスチックの小さなベッドというか箱(?)に固定されている長男を見たら、そのときは悲しかったんですよ。

ただ、悲しいと思う一方で、治療服がきれいなブルーで黄色いアヒルの絵が書かれていたことに非常に感銘を受けました。治療だけを考えれば治療服をかわいくする必要性なんてこれっぽっちもないし、着せられる赤ちゃんは服がかわいいかどうかなんてまだわからないのに、おそらく「治療されている赤ちゃんを見る親の気持ち」を考えてかわいくしているんだなぁと。どっかのだれかの思いやり。いまでもその治療服をときどき思い出します。

というわけで、今晩は暇なので思い出話させていただきました。明日夕方には帰ってくるのでこういうの今日だけです。お付き合いいただきありがとうございました。