2020年の年明けはいつも通り、富山の義母の家で過ごしました。長男がおやつを買いに行きたいというので、歩いて行ける唯一のお店であるセブンイレブンへ。澄んだ空気の中、田んぼと用水の横をてくてく歩いて向かいます。
新年を迎えたものの、新年の抱負らしきものが湧き上がってくるでもなく、年明けの仕事が納期までに終わるかという目先のことだけが気になってしまう。「私の人生、これでいいのかなぁ」と長男に愚痴ってみました。すると・・・

隣を歩いていた長男10歳が3秒ぐらい、なんとも言えない醒めた表情で私を見た後、こう言いました。
「ここから落として、目覚めさせてあげようか?」
田んぼの土手からゴロゴロ~っと転がして、北陸の1月の水の張られた水田にボチャンと落としてあげようかと。そのすっとぼけたお悩みを吹き飛ばしてやろうか、と。
・・・くだらないこと言ってすみませんでした。おばちゃん、目が覚めました。
ちなみに、義母の家の最寄りのセブンイレブンは、天気がいいと窓から立山連峰が見える、なにやら無駄に絶景なセブンイレブンであります。