先日の長男の保護者会で、「今年は長男が荒れてしまって子育てを反省せざるを得ないとてもツライ1年だった」ということを涙ながらにシェアしたところ、あとで担任の先生から声をかけられ「時間があるときに面談しましょうか」と提案される。
うわ〜。ついに「問題あり家庭」認定かぁ。と思ったけど事実だし、せっかくなので別の日にお時間をいただき、30分ほど、職員室でお話をする。話しながらまた、泣く。子育ておばさんは泣くのに忙しい。
先生との面談は、とっても有意義だった。長男が荒れたことに対して先生はいろんなアドバイスをしてくれた。
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*上の子はある意味、犠牲者なのである(初心者の親のトライアンドエラーの)。下の子はほうっておいてもなんだかんだで大丈夫。だから上の子のケアを手厚くすべし。
*弟への嫉妬が激しいなら、いつでも「たかを一番」にしたらいい。理由は「お兄ちゃんだから」。ごはんをあげるのも、お風呂でも、なんでも一番に。
*たかの望むことをすべてやってあげればいい。過保護なくらいのほうが、愛情が足りないよりも自立できるようになるから。夜、一緒に寝たいというなら一緒に寝ればいい。自分からやめるというまで一緒に。
*ちょっと注意されてただけで激しく反抗するのは、自信がないから。自信をつけられるように、小さいことも褒めるようにする。
*弟を叩いたりしても「叩くのは心が弱いよ」とか「乱暴だよ」などと、本人を否定することは言わない。自信をなくすから。シンプルに「はるちゃん痛いよ」とだけ伝える。叱らず、叩いた理由を聞き、まずは共感してあげる。
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よく「上の子は我慢ばっかりさせられてちょっとかわいそう」とか聞くけれど、「犠牲者」とまで言い切るとは、さすが、保育士は腹が据わっている。たしかに、むかしの、ちやほやされた「長男」と違って、たいした特別扱いもされない上に、お兄ちゃんだから我慢して、と言われるばかりの現代なら「お兄ちゃんだから一番」ぐらい気を使ってあげてバランスが取れるのかもなぁ、と思ったりしました。
そして、こんなことも言われました。
「あのぉ・・・もっと、適当に(苦笑)」
あれぇ?適当に、やってるつもりなんですけどねぇ。苦笑されちゃうってことは、はたから見たらきっと・・・
最終的に、この「もっと、適当に(苦笑)」が、我が身を振り返る上で、一番効果あったかもしれない面談でした。