昨年9月に行った、子連れフィンランド旅行記が3日目で終わっていたので、今更ですが4日目と5日目です。
4日目は、私がどうしても行きたかった、食器ブランド「ARABIA」工場見学。前の日記でも書いた通り、次男は発熱中。しかし、そう遠くもないし、次男を抱っこして行くことにしました。何れにしても、陶器の工場で走り回られたらたいへんなので、抱っこするつもりだったし。
トラムでちょっと行ったところに、こんな感じの煙突のある建物がある。
工場見学のツアーに参加して、まずはお皿やコップができるまでの工程を説明する展示を見る。模様のシールを陶器に貼って焼くそうで、直線的な形であればシール貼りを機械でできるけど、曲線の入った形だと手貼りが必要。お値段も作りやすさによって決まってくる模様です。工場内は撮影禁止だからざんねんながら写真は入り口まで。
アラビアとイッタラは、現在は、ハサミで有名な「フィスカルス」という会社の傘下にあるので、ハサミの展示もある。
最上階にはミュージアムがあって、工場を回った後にミュージアムを見て解散。
私が前からよく眺めていた『フィンランドのアラビア手帖」に載っていた、石本藤雄氏の作品のホンモノがあった!自分が思っていた大きさの10倍くらいあってびっくり。直径30センチくらいかな。厚みがあって、表面は平らで、美しい巨大なデコレーションクッキーみたいな感じか。ガイドの女性が「日本の有名な野球監督も買いました」と。
ツアーの最後に、ガイドの女性に、いつも愛用しているお皿、「ブラックパラティッシ」にお寿司を乗せた写真と、和食を乗せた写真(日本で仕込んで来た)をお見せして、「ブラックパラティッシはどんな料理にも合って最高です!!」というようなことをお伝えしたら、「私もブラックが一番好き」とおっしゃっていました。
でも残念ながら、ガイドの女性曰く、”プラパラ”は現在は生産されていないんだそうだ。最高なのになぜ。
工場近くの壁にあった可愛い標識。
マリメッコ柄のトラム。
工場の近くに、アラビア陶器の、破片をタイルのように埋め込んだ建物もある、と聞いて、すごく行きたかったけど、発熱中の次男がずっしりとホカホカ重く、さすがにかわいそうなので諦めた。
子連れ旅行ってこんな感じ。やりたいことの7割できたら、合格かなぁ(6割かも)。
アラビアの食器が好きになったのは、ムーミンマグがきっかけ。買ったのは10年以上前で、20代の頃、ヨドバシカメラかなんかで、ちょっと安くなっていて、思い切って4個くらいをまとめ買いした記憶がある。1つ3000円くらいだから、結構思い切った感じだったけど。それからずっと日常使いしつづけて、少しずつ買い足したりして、今は子供も普通に使っているけど、欠けたり、割れたりしたことがない。
それからまた10年くらいして、今度はネットで見かけたブラックパラティッシというシリーズにとても魅かれてまとめ買い。気づいたら、普段使う食器がアラビアだらけ。
食洗機もOK、電子レンジOK、丈夫、何を載せても映える!コストパフォーマンスがすごくいい食器だと思います。
以上!