ドバイのガイドブックに必ず登場するのがゴールドスーク。スーク(Souk)=市場。金製品のお店がずらりと並んだ商店街です。
ショーウィンドウはゴールドだらけ。私はこういうジャラジャラした派手なデザインがけっこう好きです。
こんな感じの通りの両側に金のお店が並んでいます。
観光客向けであんまりおすすめじゃない、と言われたりもしましたけど、金のアクセサリー、それもジャラジャラしたデザインに惹かれて行ってみました。
ただ、「値切る」っていう作業が私は苦手。ふっかけられてもいやだし、値切りすぎてもいやだし。でも買いたい。仕方なく、ゴールドスークでネットサーフィンしましたよ。そしてたどり着きました、いい値切り方。まとめますね。
【ゴールドスークでの上手な値切り方】
(1)その日の金のレートを把握する
→とにかくレートを把握していることが、値切る大前提。ゴールドスーク内の掲示板にレートが表示されているはずなのですが壊れていたのでネットで調べました。”gold rate dubai”で検索すれば出てきます。以下のサイトなどにあります。24K,22K,21K,18Kと、金の種類ごとに1グラムあたりの値段が買いてありますのでそれを見ておきます。お店で聞いても見せてくれます。
私が買い物をした2016年12月24日のレート(21K)はこちらでした。
*21K:123.25ディルハム/1g(約3700円)
(2)ほしい商品の金の種類と重さを聞く
私が欲しいな〜と思ったピアスは21Kで、重さが7.56gでした。
もうちょっと重いものでかわいいかなと思ったのがあったのですが、店員さんに「これはあなたの顔には合わない」とはっきり言われました。確かに、、、私の薄い顔にはあまり大きいのは釣り合わないわね。納得。とにかく売ろうみたいな感じではなかったです。子連れ観光客じゃそんな大きな買い物しないだろうなって思うだろうし。
(3)自分が払ってもいいかなと思う適正価格を計算して交渉する
この日のレートが、21K:123.25ディルハム/1g(約3700円)でしたから、純粋にこのピアスの金の値段を計算すると、こちらになります。
123.25ディルハム×7.56g=931.77ディルハム(約28000円)
ここに、加工賃などいろいろを3割のっけたくらいなら、買ってもいいなと。なので、このくらいの価格で買いたいなと計算したのがこちら。
931.77ディルハム×1.3=1211.301ディルハム(約36000円)
ここまできたら、最終的にそこに決着するようにそれより安めのお値段を言ってみる。納得できるところに落ち着いたらお買い上げ。うまくいかなければお見送り。そういう流れです。
ちなみに、私の場合は、お店に入って“Would you show me today’s rate?”(今日のレートを見せていただけますか)と聞いただけで、ピアスの価格提示が1360ディルハムから1250ディルハムになりましたから、レートを把握していると伝えるだけでほぼ値切り終了でした。あとは、ちょこっとまけてもらって、最終的に1200ディルハムでお買い上げ。日本でつけても違和感ないし、アクセサリーはほとんど買わないから、たまには奮発してもいいかな!?と。
お買い物したお店は「Kanz」という名前で、有名なチェーン店みたい。ゴールドスークにもいくつかあって、適当に入ってよさそうなものがあったところで買いました。
ゴールドスークがある「デイラ地区」はこんな感じ。ドバイモール周辺のキラキラした感じとは違って、下町の、人が生活してる感があって面白い。
帰りはアブラ(船)に乗って対岸へ。1回100円くらいだったか。現地の人が多い。子どもは押さえてないとすっとんだら運河に落ちる。柵なし。
その辺で見つけた、本場っぽいインド料理やさんへGO。写真中央が私たち母子。長男が持ってる重そうな黄色い袋はデイラ地区の人気店「チョックアンドナッツ」で大量買いしたナッツ。
「私、インド料理好きだしー」と調子に乗っていたら、あまりの本場感に敗北。辛すぎるよっ!子どもが食べたバーガー(ベジタリアン仕様)にも、ハラペーニョ的なものが入っているという徹底ぶり。参りました。お客様は9割9部がインド人(たぶん)。
工事現場がワイルド
子ども用のアバヤ
つづく