長男Hくん(2歳男子)が、道を歩いていてこんなことを聞いてきた、と友達が話してくれました。なんて知的。面白い。
こういう推論の方法について、大学か高校か、とにかくどこかで習ったよなぁ・・・と気になって調べてみたら、これは「演繹法」のようです。えんえきほう。聞き覚えはある。Wikipediaによれば、演繹法とは、
「一般的・普遍的な前提から、より個別的・特殊的な結論を得る論理的推論の方法」
「演繹の導出関係は前提を認めるなら絶対的、必然的に正しい。したがって実際上は、前提が間違っていたり適切でない前提が用いられれば、誤った結論が導き出されることがある。」
たとえば、こんな感じで使えるようです。
大前提「人は必ず死ぬ」→小前提「ソクラテスは人である」→結論「ソクラテスは必ず死ぬ」
だとすると、今回のHくんの推論、
大前提「この道路は人間が作った」→小前提「ママは人間である」→結論「この道路はママが作った」
は、前提が間違っていないのに、間違った結論が導きだされるのがなぜなのか、不思議な気がするのです。だれか、わかりやすく教えてください。