カテゴリー別アーカイブ: 04_次男のこと(はる)

子どもの弱視が発覚した話

今年の春ごろ、次男の保育園から、自宅での簡単な視力検査と聴力検査の用紙が配られました。視力検査の「C」のかたちが書かれた紙を親が持ち、3mくらい離れたところに子どもが立って、上、とか右、とか答える形式。

何気なくやっていたのですが、どうも、次男、見えてない。ためしに長男を呼んできてやらせたら、見えている。これまで次男の目が悪いなんて思ったこともなかったので「ええっ?」という感じでした。テレビの見すぎで悪くなっちゃったのかしら・・・。

保育園に結果を提出後、再検査となり、今度は市の実施する視力検査を受けました。5歳児はまだ集中力も散漫で、視力検査をしっかり受けられるか受けられないかのギリギリライン。指示を理解しているのかしていないのか、検査中もよそ見をしたり照れ笑いしたりくねくねしたり身を乗り出したりなので「たぶん、この視力です」といった感じで結果が渡される。結果、右0.7、左0.9といったもので、やはり悪いらしいことが判明しました。

その後、大きい眼科のある総合病院へ。そこでしっかりした視力検査と視能訓練士による検査を受けた結果、先生から「遠視と乱視が混ざっている弱視」であると言われました。弱視・・・?!なんかショック。そしてテレビの見すぎとかゲームのやりすぎとかいう問題ではなく、先天的なものなんだなとうことは理解しました。

先生いわく「治療用のメガネをかけることによって、矯正視力が上がる可能性があります」。矯正視力が上がる・・・?「メガネをかけると視力が上がるってことですか?」と聞くと「上がると言い切ることはできませんが・・・」。「メガネってどのぐらいの期間かけるんですか?」「8歳くらいまでは視力が伸びるので8歳までです」。

で、一応、メガネを作る方向になったのだが、なんだか釈然としない。弱視なんて青天の霹靂で、いきなりメガネなんて言われてやや動転しているところに先生がエキセントリックなキャラクターなことが輪をかけて、いろいろ質問しても、言っていることがよくわからな〜い!視力が上がるかなんとも言えないのに、5歳から8歳まで、3年以上、毎日毎日メガネをかけるってこと?

視力が上がる可能性があるならできることはすべてやってあげたいと思うけど、上がるかもわからないのに小さい男の子に3年間もメガネをかけて過ごさせるのはかわいそうな気がする・・・いったん家に帰って考えた結果、「そこまで低い視力じゃないし、メガネは作らない」ことにしました。

で、次の受診日に「メガネは作らないことにしました」と伝えたところ、エキセントリックじゃない視能訓練士さんが登場。この視能訓練士さんが非常にわかりやすい説明をしてくれて、ここでようやく、いろいろな疑問点がクリアーになり、結果、「それなら、メガネを作ろう」と思えたのでした。

(1)視力には2種類ある
1.裸眼の視力
2.矯正視力(メガネやコンタクトレンズを入れて矯正した視力)

(2)治療用メガネをかけて伸ばす視力は「裸眼の視力」ではなく「矯正視力」である

(3)治療用メガネをかけずに「矯正視力」を伸ばさない場合、将来メガネやコンタクトレンズを使用しても、現状の右0.7、左0.9が上限になってしまう

(4)5歳で弱視が見つかったのはラッキーである。8歳までまだ時間があるので、視能訓練士としては、治療用メガネをかけて矯正視力を伸ばしてあげたい

思うに、私は視力といえば「裸眼の視力」だと思っていて、エキセントリック先生は視力といえば「矯正視力」だと思っていて、そのズレで話が噛み合っていなかったんだなぁと。弱視の治療においては、治療用メガネで「裸眼の視力」が上がるかどうかが重要なのではなく、とにかく「矯正視力」を1.2まで上げることがゴールだということがようやく理解できたのでした(メガネをかけはじめてからの定期的な検査で測るのも、基本的に矯正視力だけです)。

そんなわけで、メガネ屋さんに行き、本人に選ばせたら男子の憧れ(?)、速く走れる運動靴「瞬足」ブランドがメガネを展開しており、黒縁のシンプルな「瞬足メガネ」をお買い上げ。治療用メガネは保険がきくので3割負担で済みました。

本人は、心配したほどメガネに抵抗を示さず、保育園にはじめてメガネで登園するときだけ「メガネ、外す」と言って不安そうな顔を見せましたがそれも乗り越え、まわりの子どもたちも初めは「メガネだ〜」って寄ってきたもののすぐに慣れ、毎日普通にかけています。保育園にはメガネケースを持参して、お昼寝のときだけ自分でしまっているみたい。

子どもって適応力あるなぁとか、自分に必要なものはちゃんとわかっているのかもなぁなんて、ちょっと感銘を受けました。メガネをかけさせるのがかわいそうだなんて心配、不要だったなぁと。メガネをかけてごはん食べていたり、一生懸命なにかやっている姿はなんだか愛おしく思えます。

おかげで3ヵ月後ごとの検診で、順調に「矯正視力」が伸び、裸眼も測ってもらったら裸眼も少し伸びて、「メガネかけてよかったな〜」って思えました。

ちなみにこの総合病院、すごく混んでいて通うのが大変なので「もっと空いている小さい眼科に変えたいなぁ」と思っていたのですが、小さい眼科だと視能訓練士がいない可能性があるとのこと。視能訓練士は弱視や斜視の訓練治療に携わる専門職なので、弱視の治療なら、視能訓練士がいる病院のほうがよいということで、現在も通院中。

エキセントリック先生とのコミュニケーションにも慣れてきて、通うペースも半年に1回でよくなって、次は来年の3月です。さらに良くなっていますように・・・。

※私の記憶をもとに書いてますので、医療的に正しくない箇所もあるかもしれません。あしからず!気になったら視能訓練士さんのいる病院に行ってみてくださーい。

まずかったおやつの正体

保育園の帰り道、自転車の後ろに乗った次男がよくその日のできごとを教えてくれる。
今日は、まずかったおやつについての報告。

「今日のおやつさー、めちゃくちゃまずかったんだよ。
やわらかくてー
くちゃくちゃってなっててー
はじっこが甘くてー
反対側のはじっこが味がしなくてめちゃくちゃまずかった」

気になる。一体なんだろう?
どんなものなのかさらに聞いてみると「黄色いパン」だという。
蒸しパンか?

夕食時にこの話をしたら夫が一言。
「フレンチトーストだろ」

やわらかい→Yes
くちゃってなってて→Yes
はじっこが甘くて→シロップがかかってる面
反対側のはじっこが味がしなくて→シロップがかかってない面

ハイ、それ正解〜。

あの食感が保育園児にウケないのはわかる気はするが、手作りのフレンチトーストをおやつに食べられるなんて羨ましい限り。いつも保育園を出るときにその日の給食サンプルで「きのこのすまし汁」だの「わかめとツナのサラダ」だの「スイートポテト」だのを見ては「こんなの私も食べたいよ〜だれか作ってよ〜」と叫ぶ母である。

こま回しの達人

最近、次男の通う保育園では、昔ながらのこま回しが大人気。こま練習コーナーが設けられ、男子を中心に毎日毎日練習を重ね、いまでは多くの子がすごく上手にこまを回せるようになりました。

うちの次男もその一人。苦戦していましたが、いまではこまを投げる時の「ふわっ」とした手つきは職人のよう。さらには股の間から飛ばしたり、回したこまを紐でひっかけて手のひらに載せたり、やりたい放題。

一方、長男。長男は小学生ですから、次男のようにこまトレーニングの環境が整っていませんので、こまレベルは普通です。

そこへ目をつけた次男。ここぞとばかり、こまを回しては兄のほうを見て「ニヤリ」。こまを回しては兄を振り返り眉毛をピクピク。

「いちいち見んな!うぜぇ!」と悔し紛れにキレる小学生男子です。

名画の愉しみ

夏休みに入って二日目から、長男が富山(義母の家)に行ってしまいました。その週末、長男の様子を見に、私と夫と次男で富山に行ったら次男がきっぱりと宣言しました。

「オレは富山に残る」

本当に大丈夫かと思いながら2人を置いてきました。私たちが川崎の家に帰ってきて1週間。夫が義母に「困ったことはないか?」とメールをしましたら、

困ったことがありすぎて

無視するということを覚えました😅

というお返事が来たそうです。

家がしーんとしてさびしいので、家のそこいらに貼ってあるこのような名画を見て、子どもを懐かしんでいます。

次男は6歳になった

先日、次男が6歳になった。ラジコンしながら、保育園の女の子に「男の中で一番好きだと言われた」とドヤ顔をしている。母としては「だまされていなければよいが・・」と思うばかり。

クラスメートの中に、偶然、次男と同じ病院で1日違いで生まれた女の子、あやちゃんがいる。次男曰く「保育園の中でいっちばん声がいいのはあや」なのだそうだ。

あやちゃんのママとは同じ授乳室で顔を合わせていたから、私はあやちゃんがふにゃふにゃの赤ちゃんだったころを知っている。

次男の6 歳の誕生日の朝、保育園に行くとそのあやちゃんが、すっと次男の横に立った。そしてその「保育園イチいい声」でさらりと「はるちゃん、おたんじょうびおめでとう」とささやいてすっと去って行った。

あー。すっかり女の子だ。返事もしない次男。なんでだ。照れているのか。とにかく、夢かまぼろしかのような美しいこの関係は残念だが来年の卒園あたりで終わりをつげるだろう。奇跡の一瞬なのである。

保育園の防犯教室

次男が保育園の防犯教室で教えてもらったことを伝えてくれました。

(1)ひとりで遊ばない
(2)お菓子いっぱいあげるよって言われてもついていかない
(3)行き先をお家の人に伝えてから遊びに行く
(4)知らない人に呪われたら助けて〜って叫ぶ

よく聞いてきたね〜って言いつつも最後に残るはかすかな違和感。(4)怖い。

プールの待ち時間

長男のスイミングクラスが終わるのを、次男と見学しながら待っていたら、次男が

「ねぇおかあさん」

「どうして指名手配されたの?」

って聞いてきました。

「なに言ってるの!? ちょっと変なこと言わないでよ」

否定すればするほど、指名手配された女がそれを隠そうとしているように聞こえてしまう。かといって口をつぐめばそれも怪しい。

まわりの耳が気になって言い訳の声もだんだん小さくなり、気分はいよいよ指名手配された人。

ユーチューブ〜ユーチューブ〜

「Youtuberになりたい」という将来の夢はもはや珍しくもなんともなくなった。3年前、長男の卒園式で子供たちが将来の夢を発表した。本当は「Youtuberになりたい」という夢をもつ女の子が、ママにそれじゃ伝わらないからと諭されて「アイドルになりたい」と言い換えて発表していたけど、いまじゃ言い換える必要なんてないだろうなぁ。

我が家の8歳も5歳もYoutuberが大好き。はじめはフィッシャーズ、それからはじめしゃちょーを見るようになってヒカキンセイキンを見るようになって、そのころには私も「フィッシャーズ」とか「ヒカキン」でぐぐっちゃったりして「へぇ、はじめしゃちょーは富山出身なんだぁ」って喜んだりなんかしちゃって「ゆーちゅーぶ〜ゆーちゅーぶ〜」と口ずさんだりしているこの頃。

保育園にお迎えに行ったとき、次男のクラスメートのあやちゃんが「青鬼スリー」って言ったので思わず反応。「それって、ヒカキンがやってたゲームじゃない?!」うんそうだよと涼しい顔であやちゃん。5歳の少女と共通の話題で盛り上がれたのがうれしかったです。

呼びまちがい

長男と次男のなまえはそれぞれ4文字だけど似ているわけではない。共通点はどちらも昔からあるなまえだってことぐらい。それなのになぜこんなに呼び間違えるのだろう。義母はこの呼び間違いに、自分の息子(つまり私の夫)のなまえもまざりあって大混乱である。先日わがやに三男坊となるゴールデンハムスターのすいちゃんがやってきた。案の定、すいちゃんに向かって「はるちゃんなにやってるの〜!」「はーるちゃん!」などと呼びかけてしまうのである。だが不思議なことに、すいちゃんに向かって「たかちゃん」とは間違わないのである。小さくてかわいい生き物=次男、という頭脳回路のせいだと思う。


夏休みが始まった

長男の夏休みが始まりました。今年は長男の休みに合わせて私も休みを取れたので「一緒にのんびり過ごそう」と思ったのもつかの間。夢のまた夢。

お休みの初日、次男も保育園を休ませて3人で家にいたらまぁ、大変なこと。ぜーんぜんのんびりとかリラックスどころではない。朝ごはんを出せば「お腹空いてない」。食器下げない。スキを見てはテレビを付ける。兄弟げんか。おもちゃ片付けない。アイスの棒を床に放置。洗濯手伝いに文句。スーパーに行こうと言えば次男が拒否。公園に行こうと言えば長男が拒否。私が昼寝している間に勝手に習い事をさぼる。

あまりのストレスに耐えきれず、1日目にしてブチ切れました。

「みんなで仲良くやろうと思わないなら保育園なり学童なりに行け!!!」「男の子2人いるっていうと「大変ね」って言われるけど、本当に大変なんだよっ!!!」「勝手に習い事さぼるなっ!!!!!!」

ほんとイヤ。どっかの子どもを預かっているんならわがままでもこんなに怒らないけど、自分の子は、自分の子育ての結果だと思うからなおさら、自分にも腹が立って、なににイラ立ってっているのかわからなくなる、暗黒の無限ループ。

その夜、長男が短編小説を書きました。

タイトル:子ども

むかーしむかしあるところにおじいさんとおじいさんがいました おじいさんが川でせんたくものをしているとき子どもがやってきました もう一人のおじいさんがもりで子どもをみつけました 2人とも子どもをつれてかえりました 2人はいつもけんかしていました。おわり

めでたしめでたしめでたくなーい!

私の怒りをこのような形で作品に昇華してくれたことは評価しよう。とはいえまったくうまくいってる気がしない私の子育て。どうなることやら。はー。はーーーー。

おわり(おわってなーい!)