05_夫のこと(まさ)」カテゴリーアーカイブ

「わかるわかる、ジョン・レノンみたいなことでしょ?」

私と夫は、結構、価値観が違う。友達からは「すごく似てる(顔も)」とか、「似たもの夫婦」とか言われることもあるけれど。

最近は世の中のいろいろなところで分断や対立が起きていて、それに加担したくはないのに、夫婦間でも、ニュースに対する考え方で分断や対立が起きがちな近頃。ツライ。

先日の朝、日米関係についてのちょっとした会話で夫が言った一言に「え?!」となり、聞き流すことができずに2日ぐらい怒り続けておりました。

分析するに・・

夫は、世界情勢などの現状把握が得意で、世の中が今動いている仕組み、パワーバランス、ルールの中で、どう振る舞えば最適な結果が得られるか、という視点から話をする。(※あくまで私の分析)

私は、現状把握は抜けが多く、世の中の現在の仕組みはいったん置いておいて、最終的に人類が目指すべき(だと私が思う)世界から逆算して、人道的、倫理的な視点から話をする。

2人をまぜて2つに分けたら一番いいと思うんだよなぁ!

くだんの朝の対立については、言っても通じなかったら自分がさらに傷つくし、言い負かす自信もなかったので黙って怒っていたのですが、最終的に「なんで怒ってるの?」と聞かれたので、ダラダラと私の考えを述べ「これ、伝わってる?」って聞いたらば、

「あぁ、わかるよわかる、ジョン・レノンみたいなことでしょ?」

ってまとめられました。さすがビートルマニア。例えがビートルズ。いきなりのジョン・レノン登場にびっくりしたし、「そうなの・・かも?」という気持ちも湧いてきて、怒りの炎はひとまず鎮火されました。

今後は、だれかに自分の考えがうまく伝わらなかったら、BGMにイマジンを流し「つまり私が考えているのはジョン・レノンみたいなことです」って言おうかな(苦笑)

理解し合うって難しいですねほんと。

スープの感想

「うちのおとこたち」の1人である夫はブログにほとんど登場しませんが、元気に生きてます。

コロナ自粛後から会社にお弁当を作って持っていくようになりました。一度何かを習慣にすると何かきっかけがない限りずーっと続けるタイプの人なので、もう3カ月以上、私が朝起きると夫は自分の弁当を作っています。

今日はたまたま昨日の残りのスープがあったので、私が夫のスープジャーに入れてあげました。夜、そういえばお弁当としてはスープはどうだったのかなと思って「スープどうだった?」と聞いたらば。

「あぁ、すごく熱かったよ♪♪」

と、非常にポジティブな声音で言われたのですが。すごく・・・熱かった・・・? 「美味しかったじゃなくて???」と聞き返すと会話を聞いていた長男も苦笑いしながら「俺も、それ思った」と。

なんでも、弁当マスターによれば、スープジャーの大きさがキモなんだそうで、初め500mlのスープジャーを使っていたら、しばしば入れた中身が冷めてしまったが、300mlのスープジャーを買い直したら、ジャーいっぱいに入れることができて冷めなくなったとご満悦。

スープジャーは大は小を兼ねないそうなので、買うときは参考になさってください。

残念なお知らせ

私は猫が大好き。それなのにうっかり猫ギライと結婚してしまった。それだけならまだ説得する道もあるかと思っていたが先日唐突に「俺はたぶん猫アレルギー宣言」。そんな重大な情報は付き合う前に教えておくれよ。Facebookなどで「夫婦でうちの猫をかわいがっています」的な投稿を見ると激しく嫉妬する。いいふうふじゃねぇか。お幸せにね。

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Bad News

おかず一品減らすよ

160131_okazuなにを言ったか忘れたが、夫が寝ぼけたことをお口にしたのでイラッとして「そんなこと言ったら、おかず一品減らすよ」と言い返して、なにかピリっと違和感を感じました。

あれ?

「おかず一品減らすよ」なんて偉そうなこと言えるんだっけ、わたし。

そこで我が家の夕食をイメージして違和感の理由に気づいた次第。もともとおかずが一品しかないので、「一品」なんて言う必要がなかったんですな。

正確には、

「そんなこと言ったら、おかずなくすよ」

でした。失礼しました〜

150円で学んだこと

160120_150yen001 捨てるものなら捨ててみろ

そんなこと言ってどうせ捨てないんだから

そんな態度の次男の断末魔をお聞きください。160120_150yen002ひとくちも飲まずに流されるMets。

切なくて、もったいなくて、見ていられなかった。ちらりと長男の顔を見てみれば、なんともいえない渋い表情。床で絶望の雄叫びをあげる次男を哀れむような横目で見つつ、ジュースを流す夫に「やりすぎだよ」てな視線を送りつつ、黙っておりました。

神経がやられそうなこの夕食前の騒動だったが、あとでお風呂に入ったときに次男に「ジュース捨てていいって聞かれて、いいよって言ったら捨てられちゃったね。次に捨てていい?って言われたらなんていうの?」と聞いてみたら「捨てないでっていぅ〜」と、学んだようでした。

今日、あらためてMetsを買ってもらって帰ってきて、どうするか見ていたところ、夕食前にはひとこともジュースに触れず、食事が終わってから両手で大事に持ちながら「おいしい」「おいしい」「一番強いトゥルーパー」と言って飲んでいました。とりあえず、150円分の学びはあったようであります。

「渋い」の定義

151218_soba夫はわりとよく飲み会に行く。夫不在の日の夕食は、自分の分はだいたい手抜き。パンとかお餅とか、豆とか、ホットケーキとか、夕食とは言えないようなものを好き勝手、適当に食べる。これがなかなかいい息抜きになるんだな。一人暮らしのときの夕食みたいな感じかな。だから毎日ちゃーんと帰って来られたら、気詰まりかもね。

先日は、自分だけインスタントのそばをズズーっとやりながら「たまにはそばもおいしいねぇ」などと言っていた。すると、それを受けて長男が「そばって渋い」と言う。

「渋いって、日本でかっこいい、ってこと」

なるほど、そうかも。

さらに言うには、

「アメリカでは新しいものがかっこいい」

おいおい、アメリカに行ったこともないのに、なんかそれらしいこと言うじゃないか〜。

ちなみに私もアメリカに行ったことがないが、たぶん、そうなんじゃないかと思う。アメリカでは新しいものがかっこいい。ニューヨークとか、ハリウッドとかね。そんな感じなんじゃないの?

そういえばみなさん、メリークリスマス!アメリカの話が出たついでにとりあえず。今日はイブですものね。23日をイブイブとかいう呼び方はすんごいバカみたいな気がします。でもクリスチャンでもないのにクリスマスパーティやってる自分が言っても、そこつっこまれて終わりですね。失礼しました。

人の口と、違う人の口

151007_soup先日、とても美味しいスープができたので、「パンにバターつけてスープと食べるとめっちゃおいしいよ、絶対おいしいから食べてみて」と長男におすすめしたら「絶対ってことは言えない」と言うのです。「人の口と、違う人の口は違うからね」と。まあそりゃそうだけど。結局、食べてみることもせずおしまい。

あれ?そういえば夫も・・・私が「絶対おいしいよ」とすすめても手をつけないことがしばしば。

信用されてないんでしょうか、私の味覚は。

夫の家事能力がついに花開く

150923_kajiiPhoneを見ていた夫が「明日、すごいよ!」と話しかけてきたので「なにが?」と聞くと「降水率0パーセント!」と言う。何も考えず「へぇぇ」と返したら驚きの、「朝一番で大物を洗濯しよう!」。ちょっとそれ、完全に主婦の思考回路!

私が冷蔵庫を開けて「お酢が見あたらな〜い」と言っていたら「ワインとか油とか置いている棚に間違って置いたんじゃないの?」と言うので見てみたら正解!キッチンの調味料の置き場までくまなく把握している!まるでお母さん!

結婚8年目の秋、夫の家事能力が次々と開花を迎えています。


5日ぶりの再会

150815_saikai夫と子供が先に富山入りしたのち、オールフリーな5日間を経て、土曜日の朝に飛行機で富山きときと空港へ(数年前、唐突に、富山空港は富山きときと空港になった)。機内で音楽を聞きながら、あぁ、実りの多い一週間だったな〜楽しかったな〜と思い返しつつ、空港で待っているだろう子供たちとの再会の瞬間を楽しみに飛行機を降りた。

しかし、夫から「ちょっと待ってて」というメールが届き、しばらくして現れたのは夫ひとり。「あれ?子供たちは?」と聞くと、へらっと笑って「あぁ、来たくないって。誘ったんだけどね」と。次男はドラえもんが見たいとお断り、長男は理由はわからないが乗車直前にお断りされたのだという。「だからさ、せっかくだから、寿司でも食べてく?」という夫の言葉にうれしさ半分、悲しさ半分以上。特に長男の乗車拒否はなんなんだ。たった5日で人見知りか?(長男はセンシティブなので十分ありうる)。

現実はドラマのようにはいかないのである。義母の家に帰る車中で夫に「お義母さん、疲れてるでしょ」と聞くと、「まあ、そこまで疲れてるって感じでもないよ」というのでホッとしていたら、家についてみたらめちゃくちゃお疲れのお義母さんがいたのも衝撃であった。「あ、あの、お疲れですね」と言ったらば「はい、疲れてます!」って。だよね〜!

そんなこんなで今週から、またいつもの、やることいっぱいな日常。胃腸炎治らず。疲れるけどがんばろ。

「暗黒の2年間」に編み出した、夫婦の家事分担

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夫婦の家事分担。私がこの問題にもっとも真剣に取り組んだのは、次男が生まれてからの「暗黒の2年間」でした。次男が生まれると同時に、夫がめちゃくちゃ忙しい職場に出向。毎日残業。帰りは早くて夜10時。普通で11時。繁忙期は夜中の2時。飲みに行ったら明け方4時(怒)。頻繁に出張。週末は廃人。

オイ、コラ!!!

家事・育児は当然のごとくこちらにどさどさどさ〜っと降りかかり、もう毎日、疲労と怒りで手がプルプル。なんとか、なんとかしなくては!なんとか、深夜帰りの、顔を合わせることのない夫に、家事を分担させる方法を編み出さなくては!!!!

試行錯誤の末、ひとつのコツを発見をしました。それは・・・

「やり忘れようがない部分」を夫の担当にするべし

たとえば、「洗濯」なら、洗濯にまつわる作業をいちど分解してみる。

洗濯機を回す

洗濯物を干す

洗濯物をしまう

どの部分なら、やり忘れる可能性が低く、「夫に無理なく外注」できそうか、検討するというイメージです。

結果、洗濯に関して、わが家の夫の担当は、「洗濯物を干す」になりました。

私が洗濯機を回し、脱水まで終わった洗濯物を、玄関に置いておく(通り道の真ん中にドカンと!)→深夜に帰宅した夫が部屋干しして、朝には乾いている。

もう干すばかり、という濡れた状態でドカンと置いてあれば、見落としようがないし、放置するわけにもいかない、という仕組みです。

台所の洗い物に関しても同じように、「洗い物」にまつわる作業を分解して検討し、夫の担当は「食洗機にセットする」にしました。私が食卓を片付けて、流しに汚れた食器を下げておく→深夜に帰宅した夫が食洗機にセットして、朝にはきれいになっている。

流しが汚れた食器でいっぱいになっていれば一目瞭然だし、食洗機にセットするだけならそんなに時間がかからない。

そのようなわけで、夫が出向中の2年間は、この家事分担で、なんとか、なんとか、私の許容範囲のギリギリをいつも少し超えているようなピリピリプルプルした状態で、乗り切りました。

「洗濯を干す」「食器を食洗機にセットする」、量的にはたいしたことありません。でも、「これは夫の仕事」と決めてから、私にとって終わりのなかった家事が一応「ここまで」と線引きできるようになり、少し楽になりました。

旦那様の深夜帰りが多くて、なかなか家事を分担できていない、というご家庭があれば、よかったら、お試しください。