03_長男のこと(たか)」カテゴリーアーカイブ

ホウレイ線

ある日、仕事から帰ると、スイミング教室に行かなきゃいけない長男が、こちらに背を向けて小さな声でつぶやいた。「お母さん、今日スイミング行きたくない・・・」

具合でも悪いのかな・・・

そもそもスイミング好きじゃないしサボりたいのかな・・・

その時。長男がこちらを振り返った。

顔の落書きが消〜え〜な〜い〜んだヨォ〜♪ 黒いマジックで口の横にグイーっと書いちゃったホウレイ線をくっつけて、超困り顔。「洗っても消えない・・・」だって。

「バカすぎワロタ」ってきっとこういう時に使う表現ですよねwwwww

先祖の話

夏に法事がありまして、久しぶりにお墓参りをしたので、長男に先祖の話をしてみました。

ひいおじいさん、こんなやしゃごですみません。そもそもひまごによる「哲学の説明」が大々的に間違っている可能性もあるけど。

うちの天才

夕飯を食べながら、長男が隣の部屋でピアノを練習するのを聞いていたら・・・

一人で練習しているのだが、自分の弾き方に納得できないらしく「そうじゃないんだよっ」「シネッ」「シネッ」・・・とつぶやいている。

天才なのか? はたまたただの変人か? 長男はうちのエキセントリック担当です。

おかえり!が言えないときは

家族や大切な人に、おかえりー!と言えないときに、代わりに思いを伝える、OKAERI CARDを作りました。

小学校に入って、はやくから鍵っ子になったわが息子。朝、イラスト入りのメッセージを書き置きするようにしていますが、時間がなくて書けなかいことも多く、さっと一言書けば完成するカード作ろう!と思い立ちました。

無愛想な息子だけど、手紙あるのとないのとどっちがいい?と聞いたら、あるほうがいい、と。

同じような境遇の方にお役に立てたら嬉しいです。

ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)で売ってます。

Rin’s Works https://minne.com/items/19967539

どうしてそんなに詳しいの?

私と夫の夏休みが始まり、富山へ。富山の義母に預けていた長男、次男と1週間ぶりに再会して1日目。暑すぎて外出できず、午後に次男がイライラしてきたので近場の公園に行ってキャッチボールして、でも20分くらいが限界で、涼みがてらコンビニに寄っておやつを買って帰る。一面緑の田んぼを眺めながら、畑と田んぼの違いを説明したりして。

家についてクーラーの効いた部屋で、長男、次男、私でカップヌードルを食べる。暑いからしょっぱさがますますうまい。

食べながら長男が、

「麺が柔らかい。これなら赤ちゃんも食べられるね」と言うので、いやいやそういうことじゃないから、と。

「柔らかいかどうかが大事なんじゃなくて、赤ちゃんが消化できるものか、塩分が多すぎないか、とかで決まるんだよ。赤ちゃんがはじめて食事するときは、はじめはおかゆで、それから柔らかい野菜とかで、それから卵の黄身を細かくしてタンパク質あげたりするんだったかな〜」

昔を思い出しながらそんな説明をしていたら、長男が半笑いで、

「お母さん、どうしてそんなに詳しいの?」と聞いてきたのです。思わず、

「はっ?!」と聞き返しましたよ。「どうして、って、私はあなたたち2人をそのようにして育てたんですけど」と。長男に「知らなかった?」と聞くと、知らなかったそうです。

2人の赤ちゃん時代は、私にとっては最近にも思えるぐらいのことだけど、子どもは覚えてないんだなあ〜。

スイミングをやめた話

長男が、「息継ぎなしの平泳ぎ」まで合格して、スイミングスクールをやめました。

やめてもいいから、せめて、息継ぎできるようになってからにして、と何度も言ったけどダメでした。

平泳ぎって、顔出して息しながら泳げるところに価値がありますよね? 息継ぎできない平泳ぎって、そんな泳法初めて聞いたけど。

この前「チコちゃんに叱られる!」を見ていたら、川でデンキナマズに会っちゃったらどうするか、をやっていて、正解は「平泳ぎでゆっくり離れる」だった。ちょっとからかってやろうと長男に、「タカは、息継ぎできないから逃げきれないかもね〜?!」って言ったらマジ切れしてました。

ちなみにその2カ月後、夫に連れられてスイミングスクールに行って帰って来た次男が、ニコニコしながら、

「スイミング、やめた〜」

と。次男も嫌になったらしくあっさりやめてしまいました。キミは何泳法までマスターしたんだっけ?まあいいけどさー。

息子の友達4

毎年、運動会が迫ってくると、ああ、お弁当どうしよう、と考える。たまたまうちに遊びに来ていた長男のお友達にアイデアをもらおうと、

「なおとくん(仮名)、運動会のお弁当、なに入れるの?」

と聞いてみたところ、背中を丸め、視線を斜め下にそらし、絞り出すような声で、

「オレは、いいっス……」

私が、なおとくんの運動会のお弁当を作ろうとしていると勘違いされた模様。いくらなんでも、そんなでしゃばりするかいな!

オレは、オレはいいっス……

少年のあまりの縮こまりぶりに胸がキュンとなりました。

息子の友達2

在宅ワークの良いところは家を掃除する時間が取れること。

ある時、家に来る子どもたちがもっと遊びやすい部屋にしようと思い立ち、ぐちゃぐちゃだったおもちゃをかなり整理して、保育園や児童館みたいな棚にしてみた。

子どもたちがどんな反応するかなあ、とちょっと楽しみにしていたところにやってきたTくん。いきなりきれいになった部屋を見て、

「へぇー、部屋きれいにしたんだぁ」

「こういう風になったんだー、へぇー、いいじゃん」

にやにやしながら部屋をぐるりと一周しながら、上から目線でお褒めの言葉をくださいました。

息子の友達

在宅ワークをするようになってから、小学校が終わった後にちょくちょく息子の友達が家に遊びに来る。

20代の頃、自分がいずれ家庭を持ったら、いろんな人が自由に出たり入ったりする家にしたいなとぼんやり思い描いていたのでちょっとうれしい。

Tくんは、長男が0歳の時からの保育園友達。もう10年の付き合いになる。

礼儀正しい彼が、奥さん奥さん、てな感じで話しかけてきて言うには、

「庭の木がうどんこ病になっていますよ」

0歳だった赤ちゃんが、月桂樹のうどんこ病を指摘してくるようになるとは驚きである。

ぴかぴかの1年生

3月に次男が保育園を卒業し、10年にわたる保育園生活が終わりました。すごい解放感。肩の荷がおりて逆に羽が生えてきた気分。

それなのに、4月ぐらいから、朝起きたら「起きるの面倒だなぁ」「このまま寝ていたいなぁ」「会社行くのめんど〜」と思ってしまうようになりました。

ママ友でもある同僚に「どうしてかなぁ〜。今までそんなことなくて、パッと起きられたのに」とランチしながら言ってみたら「保育園への送りがなくなったからじゃないですか?」と。たぶん、それ正解。

今までは、朝、「起きたくなぁい」とか考える時間すらもったいなく、ガバっと飛び起きて、子ども2人を「起きて起きて!」とゆさぶり、洗濯干して、着替えてメイクしてご飯食べさせて、雨でも嵐でもとにかく保育園に連れていく、というミッションがあった。それが、8時過ぎになったら自分で行ってくれるっていうんだから……ちょろいとしか言いようがない。

10年間続けてきた、修行のような「朝の送りと夜のお迎え」という枠が外れたことが、自分にけっこう大きな影響を与えているなと思うこの頃。ひとつのステージが終わったという感じです。時間ができて、やたらと本棚を整理したり、トイレ掃除したり(って今までやってなかったのが問題なのだが)。

そしてプライベートや仕事など自分の人生に関しては、なんだか迷走している、といいますか。たぶん、時間や体力に余裕ができたためだと思います。暇なのかもしれません……。気持ちが。

次男はといえば、4月に入学式を終え、ぴかぴかの1年生になりました。入学してすぐのある日、「今日は学校でなにしたの〜?」と聞けば「今日は紙芝居読んでもらったぁ〜」とニコニコ。はぁ〜、かわいいなぁ。保育園と変わらないじゃないか。

そう、学校に入学したってすぐに勉強や給食がはじまるわけではないのです。はじめの2週間くらいは慣らし運転。「学校探検」したり、紙芝居読んでもらったり、塗り絵したり、体操着に着替える「練習」したり、給食セットを並べる「練習」したり、そんなこんなで過ぎていく。

長男が1年生になったときはそんなことも知らなくて、なにしろ入学式の翌日から給食があるとか思っていたくらいだから(1週間くらいは給食ないから、学童にお弁当持っていく)、それはもう大変でした。

おまけに長男は学童保育に行くのも嫌がって、夏休み前にはストレスでチックが出てしまったり、やたらトイレが近くなってしまったり。これはもう仕事やめるしかないのか、「小学1年生の壁ってこれか〜!」とがっくりうなだれ、目の前が暗くなったりしておりました。

しかし、それから3年。さまざまな苦労(とまわりのご協力)のおかげで週に何回かは在宅ワークに切り替え、学校からのプリントの嵐への対処方法も心得え、先生ともだいぶ顔見知りになっているところで、次男が入学。

今の私は、ぴかぴかの新1年生ぶりを、「まぁかわいい」と目を細めて眺める余裕があるのです。なんという違いだ。次男というものは、すでに先人(長男)が開拓した道を、すたこら歩いていくものなのですね。

私がまだ初々しい小学生ママだったころのブログも、よかったら読んでください↓