
ピアノの練習をしていいのは夜8時まで。8時まであと10分というところで長男に「ピアノやりなさい!」と怒鳴ったら、
「俺はお前の言うことを聞かないから、お前は俺の言うことを聞かなくていいっ!」
ってカッコいい名言みたいなことを言われたのだが、8時まで引っ張るための、ただの時間稼ぎなのであります。そしてお母さんに「お前」って言わないように。
ピアノの練習をしていいのは夜8時まで。8時まであと10分というところで長男に「ピアノやりなさい!」と怒鳴ったら、
ってカッコいい名言みたいなことを言われたのだが、8時まで引っ張るための、ただの時間稼ぎなのであります。そしてお母さんに「お前」って言わないように。
長男は4歳からヤマハでピアノを習っているので、もう6年目。毎年夏に、発表会があります。舞台の上にたった一人で出ていって、いつもとは違うグランドピアノで演奏する。ピアノの発表会って、人生の中でもっとも緊張する出来事の一つだと思います。
で、長男が言うには、
「ピアノの発表会で一番緊張するのって、出番まであと二人いる時なんだよ」
とうことなのです。あと一人じゃなくて?と聞いてみましたら、
「出番まであと一人になったら、もう緊張しない。覚醒しているから」
ですと。覚醒……この人、やっぱり天才かもしれません。
Taka has been taking piano lessons for 6 years. He joins a piano concert at a big hall once a year. One day he said to me.
“At the piano concert, I get nervous the most when there are two performers before me. When there is just one performer before me, I don’t feel nervous any more as I am awakened.”
AWAKENED…?! Is he genius?
夕飯を食べながら、長男が隣の部屋でピアノを練習するのを聞いていたら・・・
一人で練習しているのだが、自分の弾き方に納得できないらしく「そうじゃないんだよっ」「シネッ」「シネッ」・・・とつぶやいている。
天才なのか? はたまたただの変人か? 長男はうちのエキセントリック担当です。
最近、8歳の長男がYoutubeばっかり見てます。心配です。「フィッシャーズ」が好きなんだって。はじめはなんだろこの子たちって思っていたけどけっこう面白い。企業とのコラボもいっぱいやってて、だいぶ儲かってそうだなぁーと思って見ていたら、今日、フィッシャーズのYoutubeに草なぎ剛が出てたよ。どういうことだ。
このブログ、「ヤマハ」で検索してくる方がけっこういらっしゃるので、ヤマハでピアノを習って5年目になる長男の、現状報告を行います。これが彼の念願のYoutuberデビューでもある。この動画は本人作成。でも、動画じゃないじゃん。
★長男のピアノこれまで★
4歳:4歳になってまもなく、夫に「ヤマハ行く?」と聞かれ「山に行く?」と勘違いして「うん」と答えたが運の尽き、ヤマハに強制入会。「幼児科」のグループレッスンを2年間受講する。週1回、1時間。親が一番きつかったこの時代。言うこときかず、態度最悪。黒歴史。
6歳:幼児科を晴れて卒業し、個人レッスンに鞍替え。グループレッスン時代の先生が、「たかちゃんに合う先生を探してあげる」という神対応をしてくれて、ぶあいそでも挨拶できなくても辛抱強く教えてくれる神先生のレッスンを受ける。週1回、30分。
8歳:現在も、神先生のレッスン受講中。文句はよく言う。今日は行かないとごねることも多々。
★練習時間★
週3回くらい
1回5分(短かっ!)
私は小学校1年から高校3年までピアノを習っていて、練習時間5分とか、短すぎて考えたこともなかったけど、でもこれでも4年間たつと両手で弾けるようになるんだなぁって知りました。長らく英語学習にかかわる仕事をしてきたけれど、「長い時間をたまにやるより短い時間を頻繁にやったほうが効果が出る」は、英語学習のみでなくピアノにも言えるのかもしれぬ。
しっかり者の女の子とかなら、5年近く習ってたらもっともっとすごいんだろうけどねぇ。我が家はこんな感じです。
久しぶりに、長男のヤマハピアノ教室の話です。幼児科のグループレッスンで荒れに荒れ、つきそう親のほうがギブアップしそうになりながらもなんとか2年間を終えたのが去年の3月。あれから、逃げるように個人レッスンへと鞍替えし、なんとか平和に続けています。
個人レッスンの何がラクって、おやすみしたらレッスンが進まないこと。グループレッスンは、おやすみしたら容赦なく、先生から次の宿題と「来週は来てね」のメッセージが書かれたお手紙が届きますからね・・・(ヤマハの先生も大変だ)。
でも、習い事をさせるのはそれでもなかなか苦労が多い。平日の疲れがどっと出る土曜日や日曜日に、子供を連れて、プールだ、ピアノだとはしごするのはきついものがあります。
先日、ぼんやりした頭で、長男のピアノレッスン待ちをしていたら、どっかのお父さんと先生の会話が聞こえてきました。
父「あの〜、次男のレッスンの件なんですけど、妻と話がまとまってなくて」
先生「あ、はい」
父「わたしも、毎回送り迎えできるわけではないので・・・」
先生「そうですよね」
父「実は、妻と大げんかしまして」
先生「まぁ・・・」
父「あ、いや、大げんかってわけじゃないんですけどね、あはははは・・・」
先生「・・・ははは」
会話から察するに、このお父さんは、次男にもピアノをやらせてあげたい。奥様にそれを伝えたらブチ切れられた。奥様の言い分はこんなところでしょう。
「あんた、じゃあ送り迎えしてくれんの?!わたしだって疲れてんのに、二人をどーやって送り迎えすんのよっ!結局大変になるのはこっちじゃないのよっ!!!」
うん、その言い分もよくわかる。どの家庭も苦労してるんですね。うちも、3歳を迎えた次男が「はるちゃんもおおきくなったら、ヤマハとプールいくのぉ」とつぶやきはじめた以上、習い事問題はさらに大きくなりそうです。
いまのところ「長男がひとりでバスに乗って行ってくれるようになる」という夢のような成長に期待していますがどうなることやら。まぁ、どうにかなるんでしょうね。いずれにしても”のんびりできる週末”はまだまだ手に入らなそうです。
長男がヤマハ音楽教室でピアノを習い始めて2年。ついにこの4月で幼児科を卒業です!
卒業の区切りとして、先日、はじめてのコンサートに参加しました。幼児科は合唱での参加ですが、コンサート前のレッスンでも、先生のいうことを聞かず、歌わず、踊らず。しかしなんとか、しっかり者の女の子に挟まれて(もちろん先生がしっかり者で長男を挟むフォーメーションを組んだ)、当日は2曲を歌うことができました。
2時間のコンサートは、小学校低学年の子たちによるエレクトーンで始まり、幼児科によるほほえましすぎる合唱、そしてラストは中学生のめちゃうまい子たちの演奏。
まるで、幼児が中学生までみるみる成長していく姿を早送りで見ているようで、涙があふれそうになりました。「ああ、幼い子の成長は早い。なんとまあみなしっかり成長していることか」と。
でもたぶん、その涙の8割ぐらいは「ああ、2年間、ほんとうにほんとうに私(と夫)がんばった・・・」という・・・感慨だったかな〜。
5月からは、ヤマハの個人レッスンのピアノに変えることにしました。やはりグループレッスンの輪は乱しがちだし、本人が「ピアノは好きだけど歌はやだ」というので。そんなわけで親同伴のグループレッスンはあと2回。若くて元気でタフでかわいい先生には本当に助けられた。苦情を言わずにいてくれた同じクラスの親子にも感謝。あまり話はしなかったけど。
ヤマハピアノ教室に通い始めてもうすぐ2年を迎えます。先週、はじめての「グレード」という試験があり、これまで楽譜を読まずに耳コピーで乗り切ってきた長男も、どうしても先生の前で楽譜を読まねばならなくなりました。
私は長男をピアノの前に座らせ、「これは?!」「何の音?!」「ち・が・う・よ!バカ!」等々、子育て本を読んだら言ってはいけないと書いてあること、やってはいけないと書いてある態度を総動員し、最終的に、読めるようにした、というよりは課題曲の音符を丸暗記させました。応用が効かないが、方程式は丸暗記した数学のできない人みたいな状態です(高校生のころの私です)。
音符を前にした長男のキレ方、ちょっと気に入りました。ヤマハのCMに出てくる親子みたいには一生なれないと思います。
この日は長男が、レッスンで過去最高の反抗を見せた。まず、ビルの1階でエレベーターのボタンを押さない。私が押したらキレる。ヤマハの階について受付している間に消える。探したらエレベーターホールの柱の陰に座り込んでいる。受付のお姉さんも来て「一緒に行こうよ?」と説得するも、首一つ動かさず。「じゃあ、レッスン聞いているだけでいいから、行こうよ?なんのために来たの?」などとなだめすかし、教室にやっと入るも、すぐ出て行く。廊下で再度、受付のお姉さんが来て説得してもダメ。ようやく抱っこして教室に入ったが、椅子からだらーんと私のひざに頭を載せ、先生に話しかけられても無視。最後、かろうじて、宿題曲の発表だけはお化けのような脱力感を漂わせながら弾き切ったものの・・・
こんな史上最悪、疲労困憊のレッスンが終わってから、ロビーのはじっこの、日の当たる眺めのいい席に二人で座って、「グレード」という、ヤマハがやっているテストの申し込み用紙を書きながら、なんだか切ない気持ちになった。
あーいったいな〜にやってるのかなぁ〜
グレードってなんやねん?
5歳児が登校拒否みたいな症状を起こしているのに無理やりレッスン受けさせる必要あったのかどうか?
あそこまで嫌がってたんだから、帰ればよかったのでは?
しかしここで「いいよ、帰ろう」と言ってしまったら、「頑張らなくてもいい」って思うんじゃないか?
まあこのグループレッスンも3月までだし、グレード受けるってことが、本人の達成感にもつながるかもしれないよね?
でも単に、嫌な思いするだけかも?
ついでに歌の発表会もあるけど本人はやりたくないって言っている。だったら「うちは出ません」でいいんじゃないか?
でもそれでもやっぱり舞台で歌ったら、いい気分で、「頑張った」っていういい体験になるかもしれないし、とりあえず頑張るか?
よくわからないことだらけだけど、次の日、海辺の広い公園に連れていってラジコンやって、コンビニでご飯食べて、偶然会った保育園の友達と遊んで家帰ったら、家にいた夫に「めっちゃ楽しかった!」って言ってたのでほっとしました。