富山でカブトムシを捕まえたくなったら、日が落ちるのを待ちましょう。街灯のある橋をさがして車を止め、橋のはじからはじまで、じーっと目を凝らして歩くのです。すると、街灯の光に集まってきた大量のコガネムシに加え、運が良ければカブトムシやクワガタを見つけることができます。
長男によると、
「カブトムシ が くるまにひかれたあとの顔だけ残ってた」・・・。
田舎で虫とり、と聞けば、目に浮かぶのは、匂い立つような緑、あたりにこだまするセミの声、夏の日差し、麦わら帽子。
それに対して夜の橋で「カブトムシ が くるまにひかれたあとの顔だけ残ってた」とは、現実ってときどきリアルすぎますね。