明日、古本屋さん「本棚お助け隊」の友達くま子が、イベントに出店するそうです!
で、子どもにはくま子が古本から厳選した絵本をプレゼントしてくれるとのこと。くま子、熱い熱い思いを込めまくって面白い絵本を選んでそう。。明日、子どもと自分が元気なら私も行きたいと思ってます。
「子どもの虐待防止」がテーマのイベントです。虐待って、本当に人ごとじゃない。見過ごせない、という意味もあるけど何よりも、自分が虐待してるんじゃないかって思うこと、よくある。
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5月25日(日)@日経ホール(大手町)
12:00開場 13:00開演~16:00閉場
【チラシ】オモテ ウラ
お子さんと親御さんが一緒に参加できる無料イベントで、
子どもも大人も楽しめる催し物が目白押し。
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「本棚お助け隊」くま子の日記でも紹介してます→本棚お助け隊ブログ
そんなわけで今日の絵は、「絵本絵本・・・」と考えていて思い出したエピソード。絵本の言葉遣いって、子どもに吸収され、美しい言葉となって口から出てくるんだなと実感した出来事です。
このTくんが「白くてうつくしいネコかいたい」と言ったときは、「ずいぶん言葉使いが美しいおうちなんだな〜」と思ったのですが、その後、図書館で『100万回生きた猫』を読んで「あ〜!」と気付きました。この物語で「白くてうつくしい猫」という表現が何度も出てきて、「ぜったい、コレ読んでもらってるんだな!」と。
もうひとつ、絵本に関して言えば、私にとって「なるほどなるほど!」とかなり興奮した本があります。
『絵本を抱えて 部屋のすみへ』(江國香織)
なるほどのひとつめは、「絵本は、文章は限られているから、ストーリーを伝えるものではなく、空気感を伝えるものだ」というようなことが書かれていたこと。
絵本はやたら文が短いのもあるし、擬音語だけでできているようなのもある。文が短いからだれにでも作れそうでいて、実際そうじゃなさそうで・・・いい絵本ってなんだろう?
ちょっとつきあい方がよくわからない存在だったのが、これでスッキリしました。好きな空気感を持ってる絵本は、いい絵本。「どんな教訓を伝えたいの?」「どんな意味?」とか考える必要はない。
そしてなるほどのふたつめは、江國香織と五味太郎の対談の部分にあった「子どものころはみんな落書きしているのに、大人になるとやめてしまう」。私はこれを読んで、「あ、ほんとだなー!やめちゃったな〜」と。そして落書きをしてみました。
そうしたら!文章を書くのとはまた違うその楽しさというか、落書きの形で発散することによって日々のストレスを溜め込まずに救われる、ということに気がついた(大げさに言えば)。
子どものころ落書きしていた人は、もういちど、落書きしてみるのをおすすめしますよ。ほんとに。