週末、次男が39℃を超える熱を出しました。さすがに39℃は高いな〜身体が熱過ぎるな〜と思いつつ、解熱剤を使うと却って治りが遅くなると考え様子を見ていましたが、「水もあんまり飲まないし、やっぱり使おう」と薬を取りに行って戻る途中、ヘンなうなり声が聞こえてきた。「コレは・・・」と急ぐとやはり、話にはよく聞く「熱性痙攣」らしき状態に!
ちょうど、坊やが熱性痙攣になったことがあるママ友に「焦るけど痙攣の時間を計らなきゃいけないんだよ、大声出したりゆすったりしないで静かに見守るんだよね〜」と聞いたばかりだったので、それを実行。熱性痙攣は見た目ほど危険じゃない、とは聞いていたものの、唇が青くなるのを見たらぞっとして、救急車を呼んだ。
次男の痙攣の様子はこんな感じ↓↓↓
*両腕を曲げてピクピクさせる
*口がタコさんみたいになって泡が出て来る
*目が一点を見つめたまま
*う〜う〜とうなっている
時間はだいたい2〜3分で収まって、痙攣が終わったら泣き出した。
119番への電話での指示に従い、待っているあいだは服を脱がせて、保冷剤にタオルを巻いて、脇の下と足の付け根を冷やしました。
幸いすぐに救急車が来て病院に連れていってもらえて、そのころにはだいぶ落ち着いていたけれど、念のため痙攣の原因を調べる血液検査、脱水症状予防の点滴(抵抗しすぎでできなかったけど)、痙攣後2時間の経過を見るということで2時間ほど病院にいて、無事に帰りました。
ちなみに、救急車に乗るときは、お財布、携帯、保険証と、他の病院で既にもらっていた薬を持っていきました(救急車のスタッフに持っていくよう言われたので)。救急は待ち時間が長いからおむつとビニール袋とタオルなんかもあると安心。当然のことながら帰りは送ってくれないからお金だけは多めにね!
で、救急の小児科の先生に聞いたところによると、
*熱性痙攣は珍しくなく10人中2〜3人は経験する。その半分は人生で1回だけである
*熱性痙攣は、2〜3分で治まりすぐ意識が戻るようならだいたい大丈夫だが、初めてなら救急車を呼んじゃってOK
*初めてではなく、2〜3分で収まって、意識も戻ったようなら、救急車じゃなくても大丈夫だが、病院は行く。痙攣にはいろいろな原因があり、中にはおそろしいものもあるのでやはり病院に行く必要がある
*初めてではなくても、15分以上痙攣が続いたり、痙攣が収まっても意識が戻らないようなら救急車を呼ぶ
*解熱剤は使わないように(熱が下がってまた上がるときに痙攣が起きやすいからだそう)
*唇が青くなるのは、息ができなくて酸素が足りなくなるから
というようなことでした。
※注意:これは素人の書いた記事。医学的なことは「参考程度」にしてください〜!
そんなわけで、いつも「あっ救急車だ〜!」と言う長男は、自分の家に救急車が来て弟が連れ去られる事態をどう受け止めていたのかと後で夫に聞いたらば、ベランダからこちらをのぞいていたお友達を見つけて、大声で、我が家の緊急事態を実況中継していたそうです。