「長男はいったいいつになったら字を読めるようになるんだろう」と思いはじめてもう1年以上たった気がする。「自分で本読めたら楽しいよ」などと言ってもまるで興味がなさそうで、「このまま小学生になったら・・・」と想像しめまいを感じていたのだが、数日前、唐突に、本当に唐突に、やる気になった。「本人がやる気になればすぐ読めるようになるから焦ることないよ」というよく聞く「なぐさめの言葉」は本当だったんだなぁと感慨深いものがあります。きっかけはよくわからないが、いくつか読めるひらがなが出て来たこと?(の、と、お)hッとりあえず、長男の発言からわかったことは2つ。
(1)「保育園ですご〜い♪って言われる」ことが、男子の何よりのモチベーションである
(2)保育園では、女子=字が読める 男子=字が読めない、という構図である
<おすすめのひらがな本>
★『あいうえおの本』(安野光雅)
いま、長男がまいにち「あ」から「ん」まで読んでいる本。義母がだいぶ前にくれたもので、ようやく日の目を見た。精巧で写実的な水彩画が美しく、食べ物は本当に美味しそう。特に「あんぱん」「たいやき」「ようかん」というあんこ系のお菓子は毎回食べたくなる。そしてところどころこれまた精巧なだまし絵が出てくるのが楽しい。長男は毎回、だまし絵のおかしなところ探しもやっています。
★『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』(さいとうしのぶ)
いま保育園の5歳児クラスで大人気。先日、1日保育士体験をしたときは、この本をめぐって女子が泣く大げんかが勃発。保育園の先生によれば「たかちゃんたがつく」のように、子供の名前で読んであげると喜ぶそうな。これも、絵が美味しそうです。
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