月別アーカイブ: 2022年3月

猫が大嫌い

私は猫がだーい好きなんですが、家族に猫アレルギーの人がいるので飼えません。まあ、いつでも旅行に行きたいと思っているので、いずれにしても今は飼わない気もしますが。慢性猫不足で、「あぁ、私はこんなに猫を愛しているのに、一生猫を飼えないのか?」「猫嫌い、猫アレルギーかどうかなんて付き合う前に確認すべきことだった(←!)」等々、悲嘆に暮れる日々を送っていました。

しかしある時、ふとひらめいた。保護猫の世話をする人は足りていないんじゃなかろうか?すかさずGoogleを開き「川崎 保護猫 ボランティア」と入れたら大ヒット。そんなわけで、週1回、保護猫のお世話をするボランティアを始めました。

保護されている猫ちゃんは100匹くらいいます。壁に猫ちゃんの簡単なプロフィールが貼ってあって、名前と、保護した日付と、性格などが書いてあるんですが・・・とある猫ちゃんのプロフィールに、

「人間が大好き。よく懐きます。猫が大嫌い」

と書かれていて二度見しました。「猫が大嫌い」・・・って猫なのに?! 実家で猫を飼っていたので猫によって性格が違うことはなんとなく知っていますが、100匹の猫を見て、本当に性格は様々だということを実感する日々です。

上の子は「開拓者」とヤマハの先生は言った

我が家の兄弟はヤマハでピアノを習っているので、送り迎えで他の生徒さんたちや親御さんたちをお見かけします。

お隣の部屋でいつもレッスンをしている姉と弟のお母さんが先生に「弟の方はちゃんと練習するんですけど、お姉ちゃんはしないんですよ」と言っていました。お姉ちゃん、そばで聞いてるのになぁ、と部外者である私がちょっと胸を痛めていたら先生が、「あのねお母さん」と切り出しました。

「上の子って、開拓者なんですよ。誰もやったことがないことを、場合によっては、家族の誰もやったことがないことを、手探りでやっているんです。」

なんか、ジーンとして、涙が出てきました。自分も長女だし、長男の苦労の多かった子供時代(ってまだ子供だけど)も思い出されて。いい先生だなぁ(ぜんぜん知らない先生だけど)。

先生曰く「下の子は、上の子を見ているから、上達も早いです。下の子が、上の子を追い抜いちゃうことも、少なくないんですよ」。まぁ、そうだよね。オリンピック選手なんかを見ていても、そういう例は多い。うちの兄弟も、やる気のあるなしは置いといて、弟の上達は確かにスムーズだった。

弟とお母さんが帰った後、先生がお姉ちゃんにとても優しい言葉をかけていて、これまたジーン・・・・・・。ぜんぜん知らない先生と、ぜんぜん知らない親子のやりとりに、やけに心を動かされたひとときでした。私はただ、なーにも聞いていないような顔をして、座ってただけだけど。

先生にアドバイスする小3

先日、小学3年生最後の保護者面談に行ってきました。担任の先生は新人の若い女性で、自然体でいい感じ。学校での様子を聞いてみたら、「**くんは、色々アドバイスしてくれます」と言われました。

なんでも、先生がドッジボールのチームわけをどうするか考えていたら、次男が「先生、ドッジボールは友達と仲良くなることが目的だから、普段遊ばない子同士を一緒にしたほうがいいよ」と助言してきたとのことで。完全に先生目線なんですけど・・・

ちなみに先生が「じゃあ、**くんは普段遊ばない子で、一緒のチームになりたい子はいる?」と聞いたら「いません」と答えたらしい(なんなんだ)。

よくわからんですけど、要領のいい次男らしくすくすくお育ちのようで、先生に感謝です。

小学校最後の保護者面談で言われたこと

この3月でついに長男が小学校を卒業します。「ついこの間、小学校に入ったのに」とは、さすがに思わなくなりましたが、あっという間でした。

担任の先生との最後の保護者面談がありましたが、私から特に相談したいことはなく、先生から特に言いたいこともなく、という感じで時間を持て余していたところ、先生が「そういえば、**さんは、校庭になっているみかんをよく持って帰っています」と言い出しました。

そう、長男は時々、校庭になっているゆずとか夏みかんとか柿とかかりんとかざくろとかを、拾ったり取ったりして持って帰ってくるので「ねぇ、それ取っていいの?」とたしなめつつも、勿体無いので料理にかけて使わせていただいたりしておりました。

(あ、先生、知ってるんだ・・)と思って、「あぁ、時々・・・」と答えると「あ、お母さん、知ってたんですね(笑)」と。お互いに、相手は知らないんだろうと思っていたことが判明。さすがにそこで「ええ、お魚とかにかけて活用させていただいております」とは言いませんでしたが。

先生によれば、お友達が「せんせー、**がみかん持って帰ってます!」と大騒ぎするからみんな知ってるんだそうで。見逃してくれる先生、素敵。

さらに、「あと、**くんは枝が好きです。よく拾っていて、この前は、すごく大きい枝を拾ってきたのでさすがにそれはダメだよって言いました」と笑顔で言われました。

ええと・・・みかんと枝・・・小学6年生の保護者面談なんだけど、のどかすぎじゃない?! 中学校でもこんな感じでのんびりマイペースに生きていってほしいです。