月別アーカイブ: 2018年11月

“ウェルカムバード”、完成

前の記事で、制作工程をご紹介した、友達のアトリエ用のWelcome Bird(鳥二羽とスパンコールのミニ・ウェルカムボード)が完成しました。天気がよかったので窓辺で撮影。木のフレームに入れて、木のミニイーゼルに乗っけてます。

以前、私のminneのサイトを見た知人から「写真がきれいですねぇ。どうやって撮ってるんですか?私、ブログやってるんですけど写真苦手なんですよ〜」と言われたのですが、こんな感じで撮ってます。

*カメラはCanonのG7X
*天気の良い日の午前中に
*出窓の白い板の上に置いて撮る(自然光&白い板は光を反射)
*観葉植物(会社で捨てられそうになっていたのを救出)を背景に入れる
*リネンのカーテンで(汚れた)窓やお隣さんちをぼかす
*Macの「プレビュー」アプリで開いて「ツール」の「カラーを調整」で、適当に調整して明るくする

minneの会員サイトでは「作品の魅力が伝わる写真の撮り方」なんかも紹介されていて、とってもわかりやすい。至れりつくせり。物撮りの勉強になりました。

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★ミンネのギャラリー Rin’s Works
https://minne.com/@m-nishikawa

★インスタグラム rinsworks
https://www.instagram.com/rinsworks/

久しぶりにカリグラフィー

久しぶりにカリグラフィー作品を書きました。ウェルカムボードなのですが、結婚式用ではなく、友達のクリニカルアート教室のアトリエ入り口に飾るためのものです。 Welcomeの文字の上下に二羽の鳥を書くので、自分で勝手に「ウェルカムバード」という作品名をつけてます。

友達がすでにお金を払ってくれていたので(!)「早く書かなきゃ〜」と思いつつ、創作の神様が降りてこなかったのでなかなか書けず(言い訳)ようやく書けてホッとした。

カリグラフィーは水彩画や油絵などと違って、一発勝負。書くのは一瞬ですが、納得いくものを書くために何枚も何枚も書くことになります。「ここのラインはきれいに書けたのにここがゆがんじゃった!」「文字の形はよかったのに文字と文字の間が均一になってない!」というような小さな失敗作を何枚も書いた末にようやく「これならOK」という1枚に到達する。

カリグラフィーは「西洋書道」と和訳されまして、日本の書道は筆、カリグラフィーはペンなので一見別物ですが、書くプロセスがやっぱり「書道」だなと感じます。子どもの頃に通ったお習字教室で「今日の1枚」が書けるまで何枚も何枚も書いて、最後に先生に赤い墨で丸を書いて合格をもらったことを思い出す。

納得できるものが書けたら、こんな感じで額の配置を考えて・・

シルバーのインクでドットを散らし、最後にスパンコールを貼り付けて完成させます。今回はスパンコールの配置にも頭を悩ませました。このスパンコールはイギリスで買ったアンティークで、透明なもの、メタリックなもの、丸、立体的な丸、楕円形、ちょうちょ、花、などあらゆる種類が混ざっています。とはいえ、面白い形を入れると主張が強すぎる気がしていつもは丸だけを使うのですが今回は、右上のピンクだけ、穴の空いた楕円形のようなものにしたら、依頼主の友人の、ちょっと宇宙っぽいイメージにピタッとハマった気がしました。こういう瞬間が、作品作りの楽しさだと思う。喜んでくれるとよいなと思いつつ、現在、作品乾かし中。額装したらあらためてアップします。

最後にちょこっと宣伝をば・・・。少し前から、ミンネでカリグラフィー作品の販売を始めました。ご出産祝いのお名前を書いたカリグラフィー「NAMAEDORI」と「NAMAEGAO」、喜んで書かせていただきますのでよかったらお声がけください^^)この「ウェルカムバード」は、ミンネに掲載のものはsoldoutですが(同じ額がもうないので)、別の額でよければお作りできます。その他、ご結婚式用のウェルカムボードのご注文もお受けしてます。カリグラフィーをやってみたい、習ってみたい、という人からのご相談もお気軽にどうぞ〜。私が通った学校やお薦めの書籍、スクールなどもおいおい記事にしますね。

*連絡先:mcknskw●gmail.com
●を@に変えてお送りください。

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子どもの弱視が発覚した話

今年の春ごろ、次男の保育園から、自宅での簡単な視力検査と聴力検査の用紙が配られました。視力検査の「C」のかたちが書かれた紙を親が持ち、3mくらい離れたところに子どもが立って、上、とか右、とか答える形式。

何気なくやっていたのですが、どうも、次男、見えてない。ためしに長男を呼んできてやらせたら、見えている。これまで次男の目が悪いなんて思ったこともなかったので「ええっ?」という感じでした。テレビの見すぎで悪くなっちゃったのかしら・・・。

保育園に結果を提出後、再検査となり、今度は市の実施する視力検査を受けました。5歳児はまだ集中力も散漫で、視力検査をしっかり受けられるか受けられないかのギリギリライン。指示を理解しているのかしていないのか、検査中もよそ見をしたり照れ笑いしたりくねくねしたり身を乗り出したりなので「たぶん、この視力です」といった感じで結果が渡される。結果、右0.7、左0.9といったもので、やはり悪いらしいことが判明しました。

その後、大きい眼科のある総合病院へ。そこでしっかりした視力検査と視能訓練士による検査を受けた結果、先生から「遠視と乱視が混ざっている弱視」であると言われました。弱視・・・?!なんかショック。そしてテレビの見すぎとかゲームのやりすぎとかいう問題ではなく、先天的なものなんだなとうことは理解しました。

先生いわく「治療用のメガネをかけることによって、矯正視力が上がる可能性があります」。矯正視力が上がる・・・?「メガネをかけると視力が上がるってことですか?」と聞くと「上がると言い切ることはできませんが・・・」。「メガネってどのぐらいの期間かけるんですか?」「8歳くらいまでは視力が伸びるので8歳までです」。

で、一応、メガネを作る方向になったのだが、なんだか釈然としない。弱視なんて青天の霹靂で、いきなりメガネなんて言われてやや動転しているところに先生がエキセントリックなキャラクターなことが輪をかけて、いろいろ質問しても、言っていることがよくわからな〜い!視力が上がるかなんとも言えないのに、5歳から8歳まで、3年以上、毎日毎日メガネをかけるってこと?

視力が上がる可能性があるならできることはすべてやってあげたいと思うけど、上がるかもわからないのに小さい男の子に3年間もメガネをかけて過ごさせるのはかわいそうな気がする・・・いったん家に帰って考えた結果、「そこまで低い視力じゃないし、メガネは作らない」ことにしました。

で、次の受診日に「メガネは作らないことにしました」と伝えたところ、エキセントリックじゃない視能訓練士さんが登場。この視能訓練士さんが非常にわかりやすい説明をしてくれて、ここでようやく、いろいろな疑問点がクリアーになり、結果、「それなら、メガネを作ろう」と思えたのでした。

(1)視力には2種類ある
1.裸眼の視力
2.矯正視力(メガネやコンタクトレンズを入れて矯正した視力)

(2)治療用メガネをかけて伸ばす視力は「裸眼の視力」ではなく「矯正視力」である

(3)治療用メガネをかけずに「矯正視力」を伸ばさない場合、将来メガネやコンタクトレンズを使用しても、現状の右0.7、左0.9が上限になってしまう

(4)5歳で弱視が見つかったのはラッキーである。8歳までまだ時間があるので、視能訓練士としては、治療用メガネをかけて矯正視力を伸ばしてあげたい

思うに、私は視力といえば「裸眼の視力」だと思っていて、エキセントリック先生は視力といえば「矯正視力」だと思っていて、そのズレで話が噛み合っていなかったんだなぁと。弱視の治療においては、治療用メガネで「裸眼の視力」が上がるかどうかが重要なのではなく、とにかく「矯正視力」を1.2まで上げることがゴールだということがようやく理解できたのでした(メガネをかけはじめてからの定期的な検査で測るのも、基本的に矯正視力だけです)。

そんなわけで、メガネ屋さんに行き、本人に選ばせたら男子の憧れ(?)、速く走れる運動靴「瞬足」ブランドがメガネを展開しており、黒縁のシンプルな「瞬足メガネ」をお買い上げ。治療用メガネは保険がきくので3割負担で済みました。

本人は、心配したほどメガネに抵抗を示さず、保育園にはじめてメガネで登園するときだけ「メガネ、外す」と言って不安そうな顔を見せましたがそれも乗り越え、まわりの子どもたちも初めは「メガネだ〜」って寄ってきたもののすぐに慣れ、毎日普通にかけています。保育園にはメガネケースを持参して、お昼寝のときだけ自分でしまっているみたい。

子どもって適応力あるなぁとか、自分に必要なものはちゃんとわかっているのかもなぁなんて、ちょっと感銘を受けました。メガネをかけさせるのがかわいそうだなんて心配、不要だったなぁと。メガネをかけてごはん食べていたり、一生懸命なにかやっている姿はなんだか愛おしく思えます。

おかげで3ヵ月後ごとの検診で、順調に「矯正視力」が伸び、裸眼も測ってもらったら裸眼も少し伸びて、「メガネかけてよかったな〜」って思えました。

ちなみにこの総合病院、すごく混んでいて通うのが大変なので「もっと空いている小さい眼科に変えたいなぁ」と思っていたのですが、小さい眼科だと視能訓練士がいない可能性があるとのこと。視能訓練士は弱視や斜視の訓練治療に携わる専門職なので、弱視の治療なら、視能訓練士がいる病院のほうがよいということで、現在も通院中。

エキセントリック先生とのコミュニケーションにも慣れてきて、通うペースも半年に1回でよくなって、次は来年の3月です。さらに良くなっていますように・・・。

※私の記憶をもとに書いてますので、医療的に正しくない箇所もあるかもしれません。あしからず!気になったら視能訓練士さんのいる病院に行ってみてくださーい。

まずかったおやつの正体

保育園の帰り道、自転車の後ろに乗った次男がよくその日のできごとを教えてくれる。
今日は、まずかったおやつについての報告。

「今日のおやつさー、めちゃくちゃまずかったんだよ。
やわらかくてー
くちゃくちゃってなっててー
はじっこが甘くてー
反対側のはじっこが味がしなくてめちゃくちゃまずかった」

気になる。一体なんだろう?
どんなものなのかさらに聞いてみると「黄色いパン」だという。
蒸しパンか?

夕食時にこの話をしたら夫が一言。
「フレンチトーストだろ」

やわらかい→Yes
くちゃってなってて→Yes
はじっこが甘くて→シロップがかかってる面
反対側のはじっこが味がしなくて→シロップがかかってない面

ハイ、それ正解〜。

あの食感が保育園児にウケないのはわかる気はするが、手作りのフレンチトーストをおやつに食べられるなんて羨ましい限り。いつも保育園を出るときにその日の給食サンプルで「きのこのすまし汁」だの「わかめとツナのサラダ」だの「スイートポテト」だのを見ては「こんなの私も食べたいよ〜だれか作ってよ〜」と叫ぶ母である。

こま回しの達人

最近、次男の通う保育園では、昔ながらのこま回しが大人気。こま練習コーナーが設けられ、男子を中心に毎日毎日練習を重ね、いまでは多くの子がすごく上手にこまを回せるようになりました。

うちの次男もその一人。苦戦していましたが、いまではこまを投げる時の「ふわっ」とした手つきは職人のよう。さらには股の間から飛ばしたり、回したこまを紐でひっかけて手のひらに載せたり、やりたい放題。

一方、長男。長男は小学生ですから、次男のようにこまトレーニングの環境が整っていませんので、こまレベルは普通です。

そこへ目をつけた次男。ここぞとばかり、こまを回しては兄のほうを見て「ニヤリ」。こまを回しては兄を振り返り眉毛をピクピク。

「いちいち見んな!うぜぇ!」と悔し紛れにキレる小学生男子です。

初めてのレイキヒーリング

先日、初めて「レイキヒーリング」なるものを受けた。

友達の友達Kさんが、趣味でやっていたレイキヒーリングを仕事としてスタートするということで、友達数人わいわい集まって、ワンコインで15分、順番にヒーリングを受け、その後みんなでKさんに、それぞれをヒーリングした感想というか結果報告というかを聞いた。

「レイキヒーリング」をググってみたところ「宇宙エネルギーを使い、手を通じてヒーリング(癒し)を行う技術」とのこと。Kさん曰く、レイキヒーリングはもともと日本発祥なのだが、それが海外に渡り、今では海外の方が盛んで、Kさんも海外のレイキを学んでいるそうな。ヒーリングの逆輸入。

Kさんが言ってくれる、「**さんは頭の方に気が偏っている感じ」とか「○○さんはふにゃふにゃっとした感じ、とても優しい心を持っている」といったコメントに、「ヘェ〜」「確かに**ちゃんてそんな感じ〜」なんてお互いに言い合う賑やかなヒーリング体験。

私自身は、スピリチュアルな物事は好きだし関心もあるけどパワースポット巡りをするほどではなく、行ったところで特に何か感じることもないという感じなので、ヒーリングを受けている途中も劇的な何か感じるということはなかったけれど、終わった後にKさんが言ってくれたことが面白かった。

まず言われたのが・・・

「気が頭の中心にぎゅっと集まってしまっています」

うむ。さもありなん。ここ最近、朝から晩までパソコンに向かって書籍の編集の原稿整理をしているから、仕事中、ほんっとうに「頭しか」使っていない。強いて言うなら、頭と、目と、指しか。そりゃ、気も頭の真ん中に集まっちゃうわな。

体の使い方のバランスが悪いなぁという自覚はあったから、週1くらいはヨガに行っていたけど、それじゃ足りないんだなぁ。Kさん曰く「気を体に巡らすにはヨガもいいし、漢方薬などもいい」。確かに、薬局で「気の巡りをよくする」って、よく見るわ。

で、次に言われたことがとっても面白かった。

眉間がすごく気になりました

え? どいういうことです? と聞きましたら、「なんだかはわからないけど、眉間がすごく閉じていて、何かがある感じがしました」と。直感、第3の目のようなものが、何か理由があって今、閉じているのではないか、と。

なんだろう〜?! 最近、自分の人生が小さくまとまってしまっているような気がしていたから、第3の目が開いたら、パァーッと開けてくるんじゃないか?! なんて期待しちゃったり。

もしくは、第3の目が開いちゃったらとんでもないことになって、子育てもできなくなり家庭も崩壊しちゃうから閉じている破壊的な何かなのか?! なんて思ったり。

でもKさん曰く「あんまりそればっかり気にしすぎちゃうのはよくない」とのこと。自分が押さえ込んでいる何かがなんなのか、あれこれ妄想を楽しみつつ、眉間が爆発するXデーを楽しみに待つことにします。

なお、私も受けてみたいなと思う方がいたら個人的にご連絡いただければご紹介できます^_^