月別アーカイブ: 2015年10月

少年たちの知ったかぶり

151009_aomori先日、長男の仲良しの少年が珍しく我が家に遊びに来た。

テレビの中のドラえもんがヘンな薬を飲んで動きが止まらなくなり「つかれたなぁ、青森まで行っちゃったよ」とぼやくのを聞いて、少年が「あおもり、あぁ、知ってる知ってる」と言う。長男は「あぁ、あおもり」なんて相づちを入れている。本当に知っているのか?

少年はさらに言う。

「あおもりはね、一番大きい国」(え、国なの?)

情報提供は続く。

「アメリカの隣」(ええっ海外かい)

とどめの一発。

「九州」(また日本に戻った!)

それに対して、なーんのつっこみも入れず「そうそう、そうだよね」とでもいうように受け流す長男。結局ふたりとも、あおもりを知らないのでした。

がちんてくるやつ

150824_tenten 150824_tenten 15歳すぎてもまるで字を読もうとしなかった長男にやきもきしていた去年、夏になって唐突に「あいうえお」の本で勉強をはじめた話を書いたのですが(http://rin.mangadiary.com/aiueo/)、あれから1年ちょっと経った現在、6歳半を迎え、ひらがなは読めるようになりました。とりあえずホッとした。

そして1週間ほど前から、これまた唐突に「書く」ことに意欲を見せはじめ、友達と行ったキャンプの話を本にする、と言って、まるで私が書くイラストマンガみたいなものを書き始めました。親子でイラストマンガブロガーになってしまうのでしょうか。これを、「血は争えない」というのか。

次はカタカナの本をくれ、と本人は言っています。

 

長男の5年間の成長

151023_seichou  151023_seichou 1友達の赤ちゃんがこの秋で1歳になり、”「へのへのけんじく〜ん」とフルネームで呼ぶと手を上げて「ハーイ!」と答えるのがとてもかわいい”、とfacebookに投稿していました。それを見て、「あ〜、そうだった、そうだった、たかも、そうだったなぁ」と懐かしく思い出す。1歳の、ころころした体型で、体の割に短い腕を、一生懸命、耳の横にピンと立てて「ハーイ!」って答える姿はとても愛らしかった。

懐かしくなったついでに、6歳のたかに「へのへのたかへのく〜ん」とフルネームで呼びかけてみたら、「なんだえ!やるのか、ババア!」と返されて、びっくりしました。

人って、5年間でこーんなに成長するんだね。別人やん。

 

保育園と家を2往復

151020_suito 01 151020_suito 02保育園からのおたよりや張り紙をあまりよく見ていなかったのか、今日は水筒とハンカチが必要な日だったことに、保育園に着いてから気づきました。いつものように、時間はギリギリ。少しの余裕もないのですが、長男の困った顔の切ないことといったら・・・。「取りに行って」とは言われなかったのですが「家に水筒ある?」と聞いてくるのです。プライド高め、人に何か頼んだりするのが苦手な長男を、水筒とハンカチなしで保育園に置いていく。という選択肢はさすがの私もとても選べず、朝から自転車を力一杯こいで、保育園と家の2往復をこなしました。はー。

いったいどんな行事だったのやら。ほかの保育園の子と遊ぶってなんなのかしら。

米を炊く長男

151014_okomeここ2週間ほど、長男の成長が著しく、冷蔵庫の氷メーカーの水入れなどを嬉々としてやってくれていたのだが、ついにお米を炊いてくれるようになった。これはもはや、「お手伝いごっこ」を超えた「実用レベル」である。バラ色の未来、見えてきたよ〜!仕事を終えて家に帰ったらご飯が炊けてて、「味噌汁も作っといたよ」なんて・・・

夢を語っていたら「留守番中に火は危ないだろ」とどこまでも冷静沈着、論理がすべて、を標榜する夫が水を差してきました。

それにしても、ほんと、最近まで赤ちゃんだったのにお米を炊けるようになるなんて。珍しくしみじみとして、テレビを見ていた長男に「たかちゃんがお米炊いてくれるようになるとは思わなかったなぁ。赤ちゃんだったのにねぇ・・・」と語りかけたら眉をひそめてこっちを見て「ちょっ・・・うるさくて聞こえない(ドラえもんのセリフが)」と苦情を返してきたのでした。えぇぇ・・・

長男の成長が止まりません。

見てほしい人たち

151013_mite 家にいると、料理をしていても、洗濯を干していても、四方八方から「みっちゃん、見て〜」「見てよ〜」「ちょっとでいいから見てよ〜〜〜」「すごいの作ったから見てよ〜」「高いの作ったから見てよぉ〜」と私を呼ぶ声が絶えません。こんなにも呼ばれるのは幸せに違いありません。なのにすごく頭が疲れて眉間にシワが寄るのはなぜだろう。この、無駄に潤沢に飛びかう「みっちゃん、見てよ」を、どこかにためておいて、将来、だれにも呼ばれなくなった時にちょっとずつ取り出して楽しみたい。そんなことを思いました。

夫の家事能力がついに花開く

150923_kajiiPhoneを見ていた夫が「明日、すごいよ!」と話しかけてきたので「なにが?」と聞くと「降水率0パーセント!」と言う。何も考えず「へぇぇ」と返したら驚きの、「朝一番で大物を洗濯しよう!」。ちょっとそれ、完全に主婦の思考回路!

私が冷蔵庫を開けて「お酢が見あたらな〜い」と言っていたら「ワインとか油とか置いている棚に間違って置いたんじゃないの?」と言うので見てみたら正解!キッチンの調味料の置き場までくまなく把握している!まるでお母さん!

結婚8年目の秋、夫の家事能力が次々と開花を迎えています。


病院の待合室にて

150912_uranai旅行から帰って早々、長男のほっぺが赤くなり、保育園で「リンゴ病だと思うから病院連れていってください」と言われました。あぁもー、休みなくいろいろあるなぁと思いながら土曜日、疲れた身体にムチ打って、長男には習い事を2つ休ませて、混んでる病院へ。

待合室でやることもないので考え事をしていると、どうしてもあと半年でやってくる「小学1年の壁」問題が浮上してくる。これといって解決策も思い浮かばないので、長男に「占い師さんに相談してみようかな〜」と言ってみたら、「占い師さん」を「看護師さん」の仲間だと思ったらしく「占い師さんて病院の人?」と聞かれました。うむ、病院に占い師さんがいてもいいな。待ち時間長いし。ま、先生と占い師さんの連携が取れなくて病院が大混乱しそうだけどね・・・。

占いに行きたい行きたいと言いながらいつまでも行かない一番の理由はケチだからなのですが、占い占いとブログに書いていたら、友人が、某雑誌の人生相談コーナーを紹介してくれたので早速投稿しました。相談はもちろん「仕事と子育ての両立、どうすればいいんですか?」、これしかないでしょう。どう答えていただけるのか、楽しみです。

「神は細部に宿る」の巻

150922_kamihasaibuni私が子供の頃にしていたピンクのヘアピンを、長男が次男にパチンとつけたらまるで女の子。

翌朝、長男が「ヘアピンをつけると女の子に見える」事象について分析をしていました。「神は細部に宿る」、そういうことかな〜?なんとなく、「あぁ、化粧で手を抜いてはいけないのかな」とそんなことを思いました。

それにしても、せっかく30年近く大事にとってあった私のかわいいヘアピンが、こんな実験にしか使われないとはね・・・