月別アーカイブ: 2015年6月

英才教育への反撃

150629_abcいよいよ3歳まで秒読みとなった次男。最近の朝の荒れっぷりはものすごく、朝食を食べ終わらなければならない7時半になっても、「いーやーだっ!ねーるの!ねーるーのっ!ごはんたーべーなーいぃいいいい!」とごねる。なんとか機嫌を直してもらわなければ保育園までたどり着けない。家を出る時間まであと20分。どうしよう。なんとか気分を変えてもらうにはどうしたらいい?

せっぱつまった状況で、私が繰り出した一発目の大技「One からTenを完璧な発音で繰り返す!」という英才教育パフォーマンスは「うぅるさぁああああいっ!」と一喝されて終わった。いい発音だったのに。無念。

 

「育休復帰後2カ月」の図

150619_june6月に入り、4月に育休から復帰した友人の子らが次々と熱を出し始めた(ついでに我が家の次男も)。それを見ていて、久しぶりに思い出した。そういえば私も、長男の育休から復帰した年の6月は壮絶だったな、と・・・。

育休中におうちでぬくぬくと生活してきた長男は、保育園でさまざまな菌やウイルスの洗礼を受け、2カ月経ったちょうど6月ころに、次々といろんな病気を発症した。風邪。手足口病。突発性発疹。嘔吐。下痢。ひとつ治ったらまた次が始まる。まさに病気まつり。

密着して世話せざるを得ないので、自分にうつらないようにするのは難しい。私はいつもなにかしらうつされ、しまいには咳が止まらなくなり、咳のしすぎで肋骨が折れた。

時短で働く経験も初めて。保育園の仕組みにもまだ慣れない。そんな中で何日も会社を休みまくっていたら自分が復帰したのかまだ育休中なのかわからなくなりそうで、床に寝っ転がって泣いていたら「泣くほどのこと?」と夫に言われさらに泣く(共働き子育て初心者の父親なんてこんなもんです。いまは違う)。

あまりの惨状に、富山から義母が手伝いに来てくれて、私の様子を見て、自ら川崎大師に出向き、立派な名前入り厄除けお守りを買ってくてくれたのには救われました。厄年だったけど、厄除けに行く余裕すらなかったあの年・・・。

だが振り返ってみればこの、復帰後2カ月ほどでやってくる惨状は、惨状といえば惨状だが、必然でもある。まさに仕方がないとしか言いようがない。子供はこれで確実に強くなるし、自分も夫も共働き子育てに慣れるまではいろいろある。

だから、育休から復帰するときに「4月に復帰したら6月から病気まつりがはじまる」とあらかじめ考えに入れておくことをおすすめしたい。2〜3カ月は本気で働かないで、ぼちぼち。そうしないと、「もう無理、辞める」って思うかもしれません。私の場合、この惨状は、7月末には落ち着いたのを覚えているしね。

 

地元愛のめばえ

150609_kawasaki01 150609_kawasaki028年ほど前から住んでいる川崎に対しては、いろいろと思うところがあるのだが、先日、なくしたバスの定期が”勝手に”戻って来るというできごとがあった。落としてから自分からアクションを起こしていないのに、2日後ぐらいに私のスマホにバス会社から連絡が入り、保管している警察署の連絡先を教えてくれ、取りに行ったら、無傷で戻ってきた。相当、ありがたい。2万円ぐらい残っていたから。

この一件から、地元愛のめばえを感じています。「音楽のまち・かわさき」と市はアピールしているけれど、その実「ギャンブルのまち・かわさき」だったりする。でも清濁併せ呑むというのがこの街の良いところ。気取らない。みんなが庶民。台湾に似てる(母の感想)。「怖い」「いやだ」と言っていないで、少しは地元の役に立てる存在にならないと。そんなことを考えつつ、日々の「うわぁ、びっくりしたぁああ」という驚きとおつきあいしております。

会社の仕組み

150610_release

150610_release2

長男が「もっと早く会社から帰って早く迎えに来て」と要求してくるので「そんなに早く会社を出られないよ、いまだって早く出てるんだから〜」と答えたら、「会社って、やらなきゃいけないことをぜんぶがんばって終わらせたら、はなしてくれるの?」と会社のシステムについて聞かれました。まあ、ある意味当たっているか・・・。

「はなしてくれるの?」は「離してくれるの?」だったのかもしれませんが、言われた瞬間に私の頭の中では「放してくれる」と変換され、さらに「Release」という単語に変換され、さらに「キャッチアンドリリース」の図に変換されました。毎日キャッチアンドリリース。口が痛くなりそう。

おさとうちょーだい

150609_sugar

これは日曜日、私が久しぶりにお友達とお芝居を観に出かける直前の出来事だったので、とりあえず、砂糖:ほうじ茶が3:1のマグカップをそっと冷蔵庫にしまってこの件は終わりにしました。無駄に投資された砂糖の量を考えたら、とても捨てることができなかった。

帰宅後、そっと取り出してスプーンを入れてみると、予想外の浅いところで「カチッ」と固いものに当たる。おいおい、こんなとこまで砂糖きてるよ・・・。

とりあえず消毒しようと鍋に空け、用途不明のほうじ茶風味の砂糖シロップを作り、その後、はちみつサーバーに保存。結局、煮物などのお料理に使いました。ああ、なんて偉い。地球に優しいお母さん。やがて数日で、残ったシロップは再結晶化し、いまはガチガチの状態ではちみつサーバーにこびりついています。砂糖の無駄もわたしの時間の無駄もなにもかも、はじまりはあの、ちょっと強気な口調の「おさとうちょーだい」なのだ。恐ろしい。

共働きと子供の病気

150530_phonecall職場で受ける電話で一番怖いのは、なにを差し置いても「保育園」からの電話です。100パーセント、出る前からわかっていることは、「悪い知らせ」であります。まちがっても「たかちゃん、逆上がりできました〜、おめでとうございます!」なんて展開はない。

発熱か? 怪我か? 嘔吐か? 明日は出社できるか? どう乗り切るか? 恐ろしくて、電話に出る手が震えます。ブルブルブルブルッ。ミーティング中などで、だれかが「みっちゃんさん、保育園からお電話です」と呼びに来てくれることもあります。そんなとき、電話を取り次いでくれたお礼をするまえに「きた〜!!!!」と叫んで超絶いやな顔をしてしまい、あとでいつも反省します。本当にすみません。

しかし、子育てしながらお仕事歴6年ともなれば、それなりに対処方法も見出しています。保育園から「お迎えにきてください」コールがきたときの、わたしの手順は以下のとおり。ポイントは「ああ〜!」とか「嗚呼あああ〜〜〜!」とか、無駄に悲嘆にくれず、手順にのっとって淡々と行うことであります。

(1)病児保育園に電話する。翌日の空きがあれば即刻予約。翌日の空きがなければキャンセル待ち予約。

(2)夫に状況をメールし、休める日がないか聞く

(3)母に状況をメールし、来られる日がないか聞く

(4)かかえている仕事を整理。「後回しにするもの」「だれかに頼むもの」「持ち帰ってやるもの」等。

(5)謝りながら早退(._.)

子供が病気になったときのわたしの持ち駒は3つ。病児保育園、夫、母。

最高のパターンは、翌日の病児保育園が空いていて、翌日の午前半休で済む場合。

最悪のパターンは、病児保育がいっぱいで、夫が休めず、母も来られず、病気が治るまで数日にわたり自分が休む場合。

でも、たいていは、病児保育園が1日で空きが出たり、母が1日は来てくれたりで、自分は1日か1日半くらいの休みでなんとかなることが多い。

人によっては、病児保育園もないし、旦那さんも忙しいし、お母さんも頼れない、ということもあると思うので、恵まれているといわれればその通りなのですが、どんな状況であれ、

子供が病気になったときの自分の手順をあらかじめ決めておくとよい

ということは、言えるかもしれないな。

子供は必ず定期的に体調を崩す。そのたびに、あーどうしよう!なんで忙しいときに!わたしだけ休むのは不公平!とか乱れていると、心が持たないので。

使えるサービスは使い、助けてくれる人は頼り、できるだけ多く持ち駒を用意しておく。手順も決めておく。それでも都合がつかなかったならもう、あきらめがつく気がするのです。仕方ない、これが子育てだ。

打つべき手は打った、と思って休むと、子供との貴重な時間を持ててかえってよかった、などと広い心を持てる気もするし。

保育園からの呼び出しコールにブルブルしている方は、子供の病気にそなえて「持ち駒増やす」プラス「手順決めておく」を、よかったらお試しください。

まあ、それやってても、結局、毎回大騒ぎしちゃっているのだが・・・。

目を閉じてクーリッシュ

150515_coolish長男が食後に、コンビニで買ってきた「クーリッシュ」のマンゴー味を吸いながら目を閉じているので「眠いの?」と聞くと「くつろいでるんだよ」「すーごいリラックスしてるの」とのお答え。目を閉じてトロピカルなマンゴーの世界にどっぷり浸って、週末の”習いごと疲れ”を癒していたのかもしれません。お疲れさまです。

 

富山の車中でクイズ

150515_kame

家族で富山に行くと、車移動の時間が増えるので、長男がよくクイズを出してきます。前回のゴールデンウィークのクイズは、3つヒントを出して何か当てるというものや、「〜は〜でも、・・・なものなーんだ」が多かった。

うっかり自分で答え言っちゃった「かめクイズ」のほかにも、「コストコはコストコでも、もうひとつのコストコなーんだ」(答え:イトーヨーカドー)、「道でよく見る看板なーんだ」(答え:標識)など、いろいろつっこみたくなるものが多く、それなりに楽しめました。本人はボケているつもりはないので、車中の大人がつっこんで笑って盛り上がったりするとご立腹ですが。

「簡単クイズ」というジャンルもあって、「タバコからバ、とったらなーんだ」(答え:タコ)という出題などは、早く答えたほうが勝ちのようです。