月別アーカイブ: 2015年4月

産業道路にゾンビ

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とある日の夕食後。台の上に立った長男がおもむろに警報を発動。

「AKBニュースです!AKBニュースです!産業道路にゾンビが出ました!」

「ジーーーーーン!」

「ゾンビがうちの中に入ってきました!」

川崎住民で「産業道路」をご存知の方には、「産業道路にゾンビ」という設定がかなりリアルでいい線いってる、というのをわかっていただけるのでは。産業道路というのは、川崎の、工場地帯と人が住む地帯を分け隔てる、まさに「産業用の道路」で、トラックがバンバン走っている大きな道路。向こう側が工場、ということもあり、妙に広々と殺伐としていて、ゾンビ映画なら、ゾンビがわらわら〜っと群れて走ってくるシーンにぴったりなロケーションなのです。

AKBニュース、といいながら、アイドルとは何の関係もないようでした。

茨城出身であるということ

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保育園のお迎えでたまに会う、長男のお友達のおばあちゃん。美人で、若くて、とても「おばあちゃん」には見えないが、一応、おばあちゃん。そのAさんが、私が茨城出身だということを聞きつけて、「茨城出身に見えない」と力強くほめてくれました。その方は、牛久出身なんだそうで。牛久大仏の、うしく。

当然、私も「Aさんも茨城出身に見えないです」とほめ返したものの、茨城出身てそこまでダメなのか・・・。そもそも「茨城出身に見える人」ってどんな人なんだ。「だっぺー」「んだっぺー」「きいてなかったのかよぉ、いっただろぉ、保育園今日は休みだっぺー」とか言う人か。

いねぇべ、そんな人・・・

一応いっておくけど、「いばらぎ」じゃなくて「いばらき」だから。いばらのしろ。そこんとこ夜露死苦。

 

お腹の中にいたときの記憶

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子供を産んでから何人かから聞いたのですが「子供は、2歳になるぐらいまで、お腹の中にいたときの記憶を持っている」という説があるようです。ただ、聞きだせる期間は非常に短い。なぜなら、お話ができるようになるのが2歳半ぐらいからだから、それまでは記憶があっても話せない。話術がぐっと上がる3歳ぐらいになると記憶が消える。「記憶が残っている」かつ「会話できる」が重なる短い期間を狙って聞くしかないのです。

だから、もうすぐ3歳の次男はいまがその短いチャンス。先日、それをふと思い出して「あ、聞いておかなきゃ!」と、寝る前に聞いてみたら「ぱちゃぱちゃしてた」というから「えぇ!?」と盛り上がりました。しかし話の続きを聞いてみたら庭で兄と水遊びした思い出のよう。さらに、そのとき庭にダンゴムシがいた、という展開になり、そこで「狭いところで座っていた」と言うのでまた、「子宮の中で丸くなっていたということを暗示しているのでは?」と盛り上がる。しかし、もっとはっきり聞き出そうと、何度も何度も「ねぇ、お腹の中で何してたの?」「お腹の中、どんなふうだったの?」「ねえ、お腹の中って・・・」と問いただしているうちに「お菓子食べてた」といい加減な返答になり、最終的には「知らない。しーらんぺっ」と、話を終わらせられました。

しつこすぎて2歳児をうんざりさせてしまいました。

私はどうもこの「2歳ぐらいまで覚えている説」は、話がうますぎる気がします。2歳児の話し方を考えてみると、シャーマンとか卑弥呼とか「天の声を伝える人」のような、突拍子もなかったり、ところどころ意味があったり、というような、ある意味、いかようにも解釈できるような話し方をするのです。だから「あ、覚えてるんだ!」って大人が勝手に喜んでんじゃないのかな、と。

とか疑いながら、長男にも、2歳ぐらいのとき、聞いたんですけどね。そのときは「こういうふうにしてた」って言って、手足をパタパタしたんですよ。

ちょっとそれっぽいでしょう。怪しいですね。

 

将来の夢

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長男は、わりと長いあいだ「大人になったら警察の人になる」と言っていましたが、ひとつ上のクラスの卒園式に出たあたりから「カメラマンになりたい」と言うようになりました。保育園の卒園式に来ていたカメラマンがかっこよく見えたんじゃないかなと思います。

それはいいとして・・・。「仕事終わったら寝る?」ってどんな質問なんでしょうか。うっかり「ああ、カメラマンは仕事終わったらモデルさんとかと・・・」なんて非常によくない想像をしてしまいましたがそういう意味じゃない。さらに唐突に「イノシシ」とは?長男の頭の中では、カメラマンと睡眠とイノシシがなんらかの関連性をもって繋がっているようです。

部屋干ししても臭くならない方法

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わが家は基本的に部屋干しです。夜に洗濯をするので。でも次の日の朝にはたいてい乾いています。臭くなることもない。脱水を2回やっているからです。普通の洗濯機の脱水が終わったものを、さらに別の脱水専用機に入れて、水を絞り出すのです。

よく、プールの更衣室なんかでみかけるアレです。アレを自宅で使っています。もとは母の勧めです。母は昔から、便利な道具を使いこなす合理的な人。食洗機も、コンタクトレンズも、かなり早くから導入していました。

脱水専用機がすごくいいので、お友達によくお勧めするのですが、私のお勧めに従って買ったお友達を見たことがありません。「置く場所がない」「うるさそう」「乾燥までやっちゃってる」などがその理由。

まあ、うちも「置く場所」はないです。無理やり洗濯機の前に置いているので、みんなカニ歩きして通り抜けています。それに、うるさいというのも当たってます。あまりにも高速回転するので、濡れた洗濯物をぎゅっと均等に詰めていないと、グルングルン動いてバンバン当たったり、倒れそうになったりします。

でも、それを差し引いても、いいと思うんですけどねぇ。フリースなんかだったら、脱水専用機にかけたあとは、もうそのまま着れるんじゃないかっていうくらい、水が抜けてます。冬物をエマールで洗ったあとだって、洗濯機から出してさらに脱水専用機にかければ、チャーっと余計なお水が出て、洗濯物から水の重みがなくなるので、型崩れせずふんわり干せます。

梅雨の時期になったら、うらやましくなると思いますよ?

とかいって、なんだかんだでみんな、乾燥機付きの、ドラム式の、素敵な洗濯機持ってるのかな。うちはレトロハウスなので、スペース的に、ドラム式置けないんですよね。1機種しか、置ける洗濯機ないんですよ、東芝の。買い替えも、悩む余地がありません。1回壊れたけど、また同じの買いました。

ほかの人のおうちの洗濯事情って、意外と知りません。部屋干し困ってないですか?

油揚げって難しい

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『うどんのうーやん』を長男に読み聞かせしてあげたら、きつねさんのセリフ「きつねうどんたのんだんやけど」に反応。「きつねなのに、どうしてきつねうどんたのむの?」と質問してくる。

あ〜共食いを想像したんだな〜ふふふ、と思いながら、「油揚げをきつねって呼ぶんだよ」と説明すると長男が一瞬間をおいてから「きつね味噌汁」とさっそく例文を作ってこちらの反応を伺う。学んだ単語をすぐに使ってみるとは言語習得の方法を心得ているじゃないか・・・

とはいえ、油揚げの味噌汁を「きつね味噌汁」とはいわないし、それがなぜなのか私にはわからなず、しかもこの絵本の中では「油揚げ」じゃなくて「うすあげ」として登場するし、いなりずしはきつねずしとは言わないし・・・説明の仕方をふらふら迷っているうちに、この会話は終わってしまいました。油揚げって難しい。