「なんでもとに戻らないものがあるのか?」という問いは哲学って感じがする。そもそも生きるということが、もとに戻らないものだし、そう考えたら「もとに戻るもの」があるのか?一見、もとに戻ったようであっても、実際は戻ったとは言えないのではないか?とかいくらでも広げられそう。
長男が挙げた、「もとに戻らないもの」の中に、カビ、虫歯、目が悪くなる、と並んで「季節」が入ってるのが気に入ってます。
長男は、お風呂場でなにか考えることが多いようです。脱衣所で「生きているものと生きていないものがあるのはなぜか?」と質問されて、私は、会社の引き出しに入れっぱなしで読んでいない本『生物と無生物のあいだ』を思い出しました。まさにこの問いの答えを求めるのにどんぴしゃな本じゃないか!去年の会社の大掃除で、捨てる本の中にあって、なんとなく気になってもらったのです。まだ読んでませんけど。難しそうなんですよ、通勤電車で開いてはみるもののね・・・。
長男はこれ以降も、「ねえ、岩って生きてる?」とか「植物って生きてる?」とか「岩って死ぬ?」と聞いてきます。いろいろな切り口から「生物」と「無生物」の違いを研究している様子です。
2歳の次男は生まれてからずっと愛想が良い。やっぱり下の子はこうなんだなぁとか思っていたけれど、想像以上のレベルです。こんなコミュニケーションの取り方、あるんだね? 私は驚いた。話しかける内容がないから、そこをはしょって話しかけるなんて。
正月の「名前呼び営業」からはじまって、2015年、次男のコミュニケーション力、人心掌握術がどんどん頭角を表してきました。
この前、占星術を勉強中の友達に見てもらったら、やはり次男は、笑っちゃうほど「コミュニケーション力が高い」。このコミュニケーション力が、彼の人生を助けてくれるということでした。一方、夫と私と長男は「海外と哲学に興味がある」という共通点があるとのこと(「海外」と「哲学」というのが占星術では同じジャンルに入っているみたい)。そんな哲学思考の大人しめな3人に囲まれ、コミュニケーション星人が一人、朝から晩まで愛想を振りまいています。
ヤマハピアノ教室に通い始めてもうすぐ2年を迎えます。先週、はじめての「グレード」という試験があり、これまで楽譜を読まずに耳コピーで乗り切ってきた長男も、どうしても先生の前で楽譜を読まねばならなくなりました。
私は長男をピアノの前に座らせ、「これは?!」「何の音?!」「ち・が・う・よ!バカ!」等々、子育て本を読んだら言ってはいけないと書いてあること、やってはいけないと書いてある態度を総動員し、最終的に、読めるようにした、というよりは課題曲の音符を丸暗記させました。応用が効かないが、方程式は丸暗記した数学のできない人みたいな状態です(高校生のころの私です)。
音符を前にした長男のキレ方、ちょっと気に入りました。ヤマハのCMに出てくる親子みたいには一生なれないと思います。
私の夫は、バレンタインデーなどをまったく気にしないタイプだと思われます。こう言うと「興味ない顔して、本当は欲しいんじゃないのぉ?」とか言う人がいますけど、違うと思うんですよ。本当に、興味なさそうなんです。これで本当は興味あったとしたら、それはもう、私に、男性の気持ちを察する力がないということになるのでしょう。
結婚する前は、彼氏という存在でしたし、「一応、バレンタインデーだから」と、わざわざ好物のプリンをネットで注文して、14日に届くようにしてみたり、服をプレゼントしてみたり。しかし、あまり嬉しそうでもないし、私もなんだか居心地が悪い。結婚してからは、何もしなくていいかな〜とも思いつつ、でもついつい高いチョコレートを買ってみたり。しかし、気分が乗らない。夫もたいして嬉しそうでない。ついに、今年は、バレンタインデーをまるっきり無視してみました。
しっくりくる・・・
本人がさみしそうな様子はまったくなし。私も申し訳ない気持ちにならない。結婚8年目にして、ようやく、私たち夫婦の在り方を見つけられた感じがしました。バレンタインデーは無視。これでいいのだ。
しかし、夫は女性の多い部署にいるので、職場ではチョコレートをたくさんもらって帰ってきます。それが私の毎年の楽しみ。チョコレートの代わりに、きれいな瓶に入ったバジル風味のオリーブオイルを選んでいたり、いちじくのチョコレートだったり、おしゃれなかりんとうだったりして、「さすがSさん、センスいいな〜」とか「これ、ネットで注文したのかな?すごい美味しい」などと、私が勝手に開けて、勝手にいただいて楽しませてもらっています。メッセージがついているものも多く、「きめ細やかだな〜」と感心したり、一応、ラブレターでないことを確認してみたり。
ホワイトデーのお返しも、私が「みなさんが喜ぶようなセンスのよいものを!」と真剣に選んだりするので、結果的に、夫の職場の女性と私とのプレゼント交換のようになっている。
長男が、夫がもらってきた箱入りチョコレートを開けて「わあ〜、たかちゃんもこういう高いチョコレート欲しい!」と目を輝かせていたので、長男には買ってきてあげたくなり、2月17日という中途半端な、ショーケースの手頃な箱入りチョコレートに「品切れ中」とかバンバン書いてある時期に、駅ビルで500円ぐらいの箱入りチョコを買って帰りました。夕食時、「今日、高いチョコ買ってきてあげたよ〜!」と長男に言うと、保育園の帰りにお父さんと寄ったセブンイレブンで買ったグミを食べるから、「明日、食べてあげるよ」と言う。え? あげるよ????結局、「見せて」とも言われず、買った箱入りチョコはカバンに入ったまま、次の日まで放っておかれました。
どうにもこうにも、歯車が噛み合わない、我が家のバレンタインデーです。
ドバイ旅行記最後に、訪れたおすすめのお店をまとめておきます。ほとんどが、ドバイ在住のお友達が紹介してくれたお店です。どれもハズレなし!アラビックな雰囲気を楽しめて、しかも子連れでもなんとかなります。
<レストラン>
Al Fanar(アルファナール)
ドバイの家庭料理を食べられる貴重なお店だそうです。お米を使ったお料理や豆料理、お肉、お魚、など、どれも親しみやすくて美味しい。等身大のラクダや昔のアラブの人々の人形などがテラス席に配置されていて、ちょっとした博物館みたい。
http://www.alfanarrestaurant.com
Abdel Wahab(アブデルワハブ)
レバノン料理。アラブ料理のレストラン、というと、レバノン料理のことが多いそうです。豆のスープやディップ、サラダ、お肉、などを薄いパンと一緒にいただく。豆好き、オリーブオイル好き、ハーブ好きにはたまらない!なによりもこのお店のすごいところは、テラス席から、有名な「ドバイファウンテン」(噴水)が見えることです。このレストランがあるsouk al bahar(スークアルバハール)というショッピングモールも、アラビックな内装と照明を落とした落ち着いた雰囲気が大人っぽくてとても素敵です。
http://www.soukalbahar.ae/en/Dine/DineDetails.aspx?DineID=898
Wafi Gourmet(ワフィーグルメ)
ここもレバノン料理。お豆や野菜のディップ、スープといった前菜、薄いパンだけで十分美味しく、お肉やお魚のフライなど、食べやすい味のメニューもあるので子供もよく食べました。このレストランはアラビックな雰囲気の市場のような大きなお店に併設されています。市場で、綺麗なアラビックスイーツを選んだりするのも楽しい。「ワフィーモール」という、エジプトをテーマにした大きなショッピングモールに入っています。ワフィーモールは、超メジャーなドバイモールに比べるとローカル色が強く、変な民族衣装が売られていたり、きらびやかな食器が並んでいたり、探検しているような面白さがありました。
http://www.wafigourmet.com
Toscana(トスカーナ)
イタリアンレストラン。「スークマディナジュメイラ」という、昔のアラブのスーク(市場)を再現したエリアの中にあり、このエリア全体がディズニーシーの大人版みたいです。水辺のテラスの雰囲気がとっても素敵(でもドバイでテラス席でごはん食べられるのは秋〜冬だけらしい)。何より、味が美味しくてびっくり。
https://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/dubai/madinat-jumeirah/restaurants–bars/toscana/
<ナッツ屋さん>
Al Rifai(アルリファイ)
ドバイの人たちはナッツが大好きみたい。このナッツ専門店はレバノンのブランドのよう。フレーバーのついたナッツが量り売りされていて、お友達おすすめの「スモークドアーモンド」と「ソルティビネガーペカンナッツ」をお土産に大量買い(その多くを自分で食べてしまった、美味しくて)。ナッツの他に、ヌガーのようなお菓子も売られていて、見た目は美味しくなさそうだったのに買ったら美味しくてクセになる。この「Al Rifai」、お店のデザインもウェブサイトも洗練されていて、いったいレバノンってどんな国なんだろう?と興味がわく。
http://www.alrifai.com
Choc & Nuts(チョックアンドナッツ)
こちらもナッツ屋さんだがうってかわって下町風情あふれる、リーズナブルなお店。店主がニコニコ親切で、楽しい。子供にチョコをおまけでくれたりして、もちろん味も美味しくて、人気店なのもよくわかる。スパイスも充実していて、サフランなど、日本で買うのの半分?三分の一?ついいっぱい買ってしまう。お店の周りの雰囲気は、ドバイ中心地とはぜんぜん違う。変なネオンのお店の前で、超ラフな格好したおじさんが本読みながら水タバコ吸っていて、あたりに甘〜い香りが漂い、ストリップ劇場みたいなのがあったりする。行ったのが夜だったからなおさら、エキゾチック下町風情全開で、私はここが一番「海外来たな〜!」って、興奮したな〜
https://www.facebook.com/pages/Choc-Nuts-شکونتس/648421201840358
<お菓子屋さん>
Vivel(ヴィヴェル)
アラビックスイーツ屋さん。味見したらとっても美味しくて、ナッツやジャムで彩られた丸や四角の小さいお菓子がショーケースに並ぶ様子は「わぁ〜」と見とれてしまう。包装もセンスがよくて美しい。おみやげに買いました。ドバイモールやスークマディナジュメイラに入っていました。
http://www.vivel.com
Patchi(パッチ)
チョコレート屋さん。ここも、「Al Rifai」と同じくレバノンのブランド。ほんとレバノンってどんな国?お店の中やラッピングなど、激しくセンス良し。ナッツ入りがめちゃくちゃ美味しいが、ちょっと値段が高い。私はケチなので自分用には買わないけど、もらったら超うれしい。
http://www.patchi.com
どうですか、ドバイ、行ってみたくなりましたか?
よかったら、ぜひ。いまはこんな中東情勢ですけれど、ドバイは平和なのかな。今回の旅行をきっかけにトルコやイランやレバノンなど、いろいろ興味がわいて「次も中東に家族で行こう」って思っていたのにしばらくは子連れでは無理そうで心底残念。生きているうちに行けますように!!!
予算が気になると思いますが、「沖縄の離島に行くのにちょっと上乗せするぐらい」と考えていただいたらよいかと思います。と言ってもやっぱり気になると思うので、こっそり公開いたしますと・・・
大人2人、6歳、3歳の航空券と4泊のホテル代で、約51万円!でございました。安くはないよね。でも、家族旅行ってたとえ国内であってもそれなりにかかるものだから、羽田ドバイ直行便のエミレーツ航空、ホテルはミナアッサラームなら・・・アリだと思います。
ミナアッサラームはめちゃ雰囲気のいいアラビックなホテルでした。
https://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/dubai/madinat-jumeirah/mina-a-salam/
今回のドバイ行きはそもそもドバイにお友達がいる、ということから始まっているのですが、そのお友達がとんでもなくペルシャ絨毯に詳しい。ペルシャ絨毯の専門家もしくは研究者と言っても過言ではないくらい。心底ペルシャ絨毯を愛していて、その愛が溢れ出ているので、さほど興味がなかった私たちもうっかりペルシャ絨毯に夢中になってしまいました。ペルシャ絨毯、といっても種類がいろいろあって、私たちは途中から「ギャッベ」という、ウールの、カジュアルな絨毯を探すことにしました。お友達がギャッベ推しだった影響もあるのですが、実用性があるし、お手頃だし、模様が現代アートのようで面白い。
絨毯愛にあふれるお友達がいく先々で当然のごとく絨毯屋さんを紹介してくれるので(あらゆる店員さんと顔なじみ)、回った数は20店舗近くになるのでは・・・(たった4日間の滞在で!)。短期間に大量の絨毯を見ていくうちに、みるみる自分の目が肥えて、好きなもの、そうじゃないものがわかるようになっていくのが面白い。2日目ぐらいには、目を閉じるとペルシャ絨毯の柄が浮かんで困りました(これ、本当です)。だんだん相場もつかめてきて、3日目には、家族だけで、超マニアックな「デイラタワー」の絨毯街に出陣しました(もちろんここもお友達が教えてくれた場所)。
ちょっと入るのに勇気がいるような下町のビルでしたが、おそるおそる入ってみたら、初めに入ったお店で、勢いのあるおじさんが次々と絨毯をバーン!バーン!と手で叩きながら「ギャランティ!ギャランティ!」と叫ぶ。でも好みじゃないと伝えると、意外にいい人で「あの店ならギャッベがある」とかわざわざ教えてくれる。
で、いくつか店を回ったら、とーっても素敵なものに出会って・・・「これほしい!」と買う気満々だったのだけれど値段が折り合わない。ものすごく粘ってみたけど折り合わない。そんな中で次男が思いっきりお水をゴボゴボこぼす。謝りながら床を拭く。結局、そのお店では買うのを諦めました。いまでもちょっと「ほしかったな〜」って思うほど。Dubaiの「Deira Tower」の「National Iranian Carpets」というお店です。
National Iranian Carpets
Contact : +971-42219800
Address : Deira Tower, Shop No. G1, Beside Macdonald, Naser Square
Timings : Open today 9:00 am to 9:30 pm
店舗にギャッベは置いていないけど、倉庫にたくさんもっていて、オンラインで商品を見せてくれ、気に入ったものを伝えると、1時間後に持ってきて見せてくれました。イラン人の気のいい店員さんと1時間以上交渉して、予算には合わなかったけど、後でお友達に聞いてみたら、ギャッベの中でもクオリティの高い「ファインギャッベ」のものだったようで、向こうの提示してきたのは適正価格だったなと思います。
そもそも「絨毯」について考えたことなんてなかったのですが、興味が出てから「ギャッベ」で検索すると結構よさそうなオンラインショップが出てくる。値段もそんなに高くない。世界のいいものって、もうみんなが気付いていて、どこでも買えるんだなぁなんて驚きました。
で、結局、今回のドバイ”絨毯買い出し”旅行では、お友達が一番親しくしている絨毯屋さんで、イラン製のギャッベを3枚手に入れました。Al-Madaen Carpet Tradingというお店で、ウェブサイトにWe do carpet washing & repairing professionallyとあるとおり、ペルシャ絨毯のクリーニングと修復を行える職人さんが店主です。商売っ気がなく、知的で職人気質。見せていただいた修復中のシルクのアンティーク絨毯は、美術館にあってもおかしくないようなものでした。
初めての子連れ海外が楽しみすぎて不安すぎて、私は旅行の一カ月くらい前から、通勤電車でアホみたいにガイドブックを読み込んでいました。情報系とビジュアル系の2冊を完全に読破し、行く前にはモールの名前やレストランの名前をだいたい覚え、ここの名物はあれでこれで、さらにはこのお店はこのガイドブックには出ていてこっちには出ていなくて、と2冊の違いすら覚えはじめ、地図も頭に入って土地勘すら出てきていました。
「ドバイのメトロでは飲食厳禁、ミントタブレットを口に入れて通報された人もいる」という小さな情報ももれなくキャッチ。
ドバイで、超未来的なメトロに初めて乗ろうというとき、夫にも子供にも、「お菓子食べちゃダメ、お水もダメ」としっかり伝えていたのですが、乗った瞬間、現地の人がお水飲みながらナッツ食べながら新聞を読んでいたのでした。
ちょっと身構えすぎたようです。
ドバイのプールで、スタッフが風船を配っていました。とっても欲しそうに困った顔で眺める長男に「ほら、”Balloon please.”って言ってきてごらん」と何度も促したけれど、結局言えず。スタッフが気付いて風船はもらえたのですが、「なーんだ〜、英語使ってみればいいのに〜」などと私が長男に文句を言ってその場は終わりました。
帰国後。お風呂に入っていたら、丸いボールか何かを手に持って”Ballon please.”とニコニコ。もう風船配ってるお兄さんも、プールも、強い砂漠の日差しも遠い彼方という時になって・・・
このお兄さんは、英語圏から来た子供に”Where are you from, sir?”
と聞かれ「バングラデシュ」と答えていました。ドバイは、人口の8割近くが周辺国から働きに来ている人たちで、2割が国民という、不思議というか不自然な人口構成で、そのために英語が共通語のようになっています。街中の表記もアラビア語と英語というのが多かったです。観光客を増やすためというのもあると思いますが。
子供が生まれてから約6年。何度か子連れ旅行するうちにわかった「子連れ旅行を成功させるコツ」があります。それはただひとつ。
「旅行先に、いいプールがあること」
以上。
毎日気軽に入れるプールさえ、宿泊施設についていれば、あとはなんでもいいのです。それがどこの国であれ、どんな土地であれ。毎日、まず午前中にプールに入る。子供が満足する。そのあと、ちょっとパワーが弱くなった子らを連れて、自分たちの行きたいところに行く。
そんなわけで、昨年末の、子供が生まれて以来初めて、実に6年ぶりの海外旅行でも、プールのあるホテルを選び、浮き輪から水着までしっかり持って行きました。
私は昨年の秋頃まで、海外旅行なんて考えもしませんでした。2歳児を連れて海外なんて、疲れに行くようなもの。いいわいいわ、日本で。沖縄行こうよ。とか思っていたのですが「ドバイ」に行きました。
子連れでドバイ?子連れの初海外でドバイ?そもそもなんでドバイ?世界一高いビル?島、作っちゃってるよね?物価高いんじゃない?と、友達にはいろいろ疑問を投げかけられました。まあそうだよね。
理由をまとめてみると、こんなところ↓
✳︎夫が仕事で訪れたときからずっと「家族で行ってみたい」と言っていた
✳︎夫が仕事で知り合った方がドバイにいて、1月に帰国するからその前に行きたい
✳︎秋に自分が異動して、「仕事が忙しくなる前にちょっとどっか遠く行きたい」気分が急激に高まった
そんなわけで、かなりの不安要因にあえて目をつぶり、同時に、心配すぎて、万全すぎる準備をして行ってきました。
結果としてはものすごーく楽しかった〜
子供らが騒いで大変ではあったけど、それは行き先が地元のスーパーでも同じこと・・・どうせ大変なら行きたい場所で・・・
でも、子供が体調を崩さなかったのは類まれなる幸運、ラッキーの賜物だし、現地ではお友達がきめ細かくアテンドしてくださったおかげでなんとかなったのでした。そして私はお仕事を「いま、休む?」という時期に休んでフォローしてもらったし。多方面に、ありがたい、という気持ちです。
ちなに、ドバイでの水着に関して、ガイドブックでは「あまり露出はしないほうがよい」などと書いてあり(違ったかな・・・)、私は防寒もかねて、長袖長ズボンを買い揃えて行ったのですが、白人の方々を中心に、普通にビキニを着ていました。一応、ドバイのルールで「プールなどでは肌の露出OK」となっているそうで。イスラム教の方と思われる女性などは、プールの中でも帽子、長袖、長ズボンで、なおかつ体の線が出ないようなだぶだぶしたものを着ていました。
街中を歩いても、とにかく、人々の服装が普通です。その普通の中に、アラビックスタイルの白い衣装の男性、黒い衣装の女性の方々が優雅に歩いていらっしゃる。そんな風景が素敵でした。