月別アーカイブ: 2014年3月

少年は美しい詩のようなことを言った

庭を“裏山”のように自然な雰囲気にしたくて、5年ぐらい前にブナを植えた。ブナは落葉のシステムが不完全とかで、新芽が出るギリギリまで落葉しない。そして、川崎だとあったかいので紅葉もしない。秋から春まで、茶色いはっぱがワッサワサずっとついている、そんな木です。

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死ぬほど働きたい、と思う

昨日、ごはんを一緒に食べたママ友が「もっともっと働きたいのにできないジレンマが苦しい」と。私たち、いったいどうしたらいいんでしょうか。教えてください。

今日、ランチをした友人4人が「あなたはいつも淡々として大丈夫そうだから、大変ならもっと取り乱したほうがいいよ!」とこぞってアドバイスしてくれたので、イラストから乱していくことにしました。140314_worker

子育て中でも出世できるか?

「ねぇ、子育てして時短で働いていて出世してる女の人、まわりにいる?」と夫に聞いたら「いる」と言う。5時に帰って子育てしているけど部長だと言う。そこであれこれ聞いてみた結果、「子育てしていようが出世する方法論」を得たのでご紹介いたします。
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<子育てしていても出世する3原則>
1.やりたい仕事ではなくやるべき仕事をやる
2.無駄なことは「一切」やらない
3.やるべき仕事とは、会社の方針に沿った仕事、のことである

確かに、この原則に従ってもっと仕事をスッキリさせれば、いまの勤務時間でも、もっとでかい仕事できるかも。そう思いました。夫の話も、たまには聞いてみるものですな、働く仲間として……。よく私、敵だと勘違いしちゃうんですが。

三笠書房での面接の思い出

これは、三笠書房(たしか)の採用面接の思い出。好きな作家はだれですかと聞かれて、そのころ心酔していた小川洋子を挙げたら、面接官のおじさんがにこにこしてこう言った。すっごく嬉しくて、この面接は結局通らなかったんだけどとにかくそんなことも気にならないぐらいうれしくて、三笠書房のこの面接官の人、いまでも元気かなと思う。
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わたしが就職活動したのは2000年のことで、氷河期というのもあったけど、出版社を中心に受けていたから倍率も高く、それになんとなくめんどくさそうな文学部オーラを醸し出していたのかもしれなくて、60社ぐらいエントリーシートっていうのを書いて出して、ひとつも内定が出なかった。でも、最終的にはアルバイトでもぐりこんだ出版社で社員になって楽しくやっているし、就活も悪い思い出じゃない。へぇ、この業界ってこんな雰囲気の人が働いているのか、とか、なかなか面白かったって思う。社会学で言えば「フィールドワーク」ってやつ。あ、負け惜しみじゃないよ。