獣医さん直伝!ハムスターの家の作り方

ケースに入れるのは、回し車、家(牛乳パック)、水飲み、ティッシュ2枚。新聞紙を敷いて毎日取り替える。餌は新聞紙の上に直接置く

以前書いた、「ハムスターを土で飼う方法」という記事に毎日何件かアクセスがあることに焦りを感じています。実は、土で飼ったハムスター(ゴールデンハムスター)は2匹とも、半年くらいで死んでしまいました。今度こそ正しい飼い方です。

初めてハムスターを飼ったのは2年前。ペットショップから、土で飼うセットと一緒に連れ帰りましたが、今思えば飼い方が雑すぎて、そして土はまったくハムスターにオススメではなくて、1匹目も2匹目も半年待たずに死んでしまいました。

2匹目を瀕死の状態で見つけたとき、もうだめだろうなと思いつつも獣医さんに連れて行き、やはり助かりませんでしたが、獣医さんにお説教的に30分ほどみっちり正しい飼育方法を聞きました。

その獣医さん、自分でも6匹だか10匹だかのハムスター的な小動物を飼っているとか……。お世話に毎日1時間かかるって言ってたほどの小動物好きなのでおそらくこの買い方は1つの正解だと思います。

3匹目をこの方法で買っていますが今のところとても元気です。ご安心を……。

  • ケースは広いほうがいい。うちは大きい衣装ケースを使っています
  • 下に敷くのは新聞紙。毎日取り替える
  • ケースに入れるのは、回し車、家(牛乳パックなど)、水飲み、ティッシュ2枚
  • エサはエサ入れに入れてもいいが、新聞紙に直接置いてもいい

その他、獣医さんからのアドバイスは以下の通り。参考になれば幸いです。

床材は新聞紙。お世話が楽だし、毎日替える時にフンやおしっこの様子、エサの食べ残しなどがよくわかるので異常に気づきやすい。回し車は成長に合わせて大きいものにしてあげる。小さすぎると、背中が反ってしまって走りにくい。家は牛乳パックなどを使い、汚れたら使い捨て。水飲みは、給水型でも置く型でもいい。ティッシュ2枚は、ハムスターが家に入れるなど自由に使うため。砂浴び容器は、ケースに入れておくとトイレにされてしまうので、世話するときに砂を入れた容器で砂浴びさせてあげるといい。トイレ砂はなくていい。新聞紙の上におしっこをするほうが、異常に気が付きやすい。エサはエサ入れに入れてもいいが、新聞紙に直接置いてもいい。年をとってくるとちょっとした段差もつらくなり、そのまま置いたほうが楽だったりする。

正しいエサについてもみっちり授業を受けたので、それはまた次回。

ハムスターは金網に手が届くとぶら下がってうんていをする。それだけならよいのだが、金網を噛み続け、歯が折れたり歪んだりするので、回し車の上の部分には木の板を渡し、その上からバーベキューの網を2枚置いてフタにしている。これで、回し車を踏み台にしても金網に手をのばせなくなって、通気性も保たれる。念のため上に重しを置いています