息子の友達3

次男は四月から小学1年生。保育園を卒園し、一人で自由に遊びに行くことを解禁され、ウキウキ。俺はもう幼児じゃないぜと公園へ、友達の家へ、自転車を乗り回す。

友達もおんなじ。ウキウキしてる少年たちがあたりを浮遊する新学期。

うちに遊びに来た1年生の少年が、

「ボク、5時に帰らなきゃならないんだけど、ハルのうちに時計ありますか?」

とか聞いてくる。時計くらいある。

2時半くらいになって、

「ボク、5時までに帰らなきゃならないから、そろそろ帰るね」

とか言う。まだ2時間半あるけどどういう時間配分なのか。

まだ、半分夢の中を生きているような少年たちなのです。