ここから落として目覚めさせてあげようか

2020年の年明けはいつも通り、富山の義母の家で過ごしました。長男がおやつを買いに行きたいというので、歩いて行ける唯一のお店であるセブンイレブンへ。澄んだ空気の中、田んぼと用水の横をてくてく歩いて向かいます。

新年を迎えたものの、新年の抱負らしきものが湧き上がってくるでもなく、年明けの仕事が納期までに終わるかという目先のことだけが気になってしまう。「私の人生、これでいいのかなぁ」と長男に愚痴ってみました。すると・・・

隣を歩いていた長男10歳が3秒ぐらい、なんとも言えない醒めた表情で私を見た後、こう言いました。

「ここから落として、目覚めさせてあげようか?」

田んぼの土手からゴロゴロ~っと転がして、北陸の1月の水の張られた水田にボチャンと落としてあげようかと。そのすっとぼけたお悩みを吹き飛ばしてやろうか、と。

・・・くだらないこと言ってすみませんでした。おばちゃん、目が覚めました。

ちなみに、義母の家の最寄りのセブンイレブンは、天気がいいと窓から立山連峰が見える、なにやら無駄に絶景なセブンイレブンであります。

今日は誰がお世話してくれるの?

年末に、久しぶりに「詰んだ」と思った瞬間がありました。絶対ずらせない仕事の予定がある日に子供が熱を出したっていう、まあ、ありきたりと言えばありきたりな状況なんだけど、子供の熱が久しぶりだったし、それに実はその翌日から海外旅行に行くけど支度してないっていう、仕事もプライベートもパッツパツな日だったから、もう、そこに子供の熱という要素が乗っかって「あ、こりゃもうダメだ」ってなりました。

しかし、もうダメだ、と諦めるわけにもいかないのですよ。だって、絶対自分が行かなきゃいけない仕事が14時から入ってて、夫は仕事休めないって言うんですから。私は看病で寝不足な頭で必死に考えるわけです。どうするか。どうすれば今日を乗り切れるか。

まずは実母にメールです。茨城に住んでる母に「今日、来られる?」って。ま、無理ですよね普通。次。いつも掃除や子守をお願いしていたヘルパーのIさん。ダメもとでLINEしたら、「大丈夫です」って〜〜〜。考えうる中で、最善の策。子供もなついているし、子育てベテランだし、自分がお世話するより安心なぐらいだ。

ネ申

という単語が頭に浮かぶとともに、うっすら涙が出ました。感謝で。

子守の手配が終わって、とりあえずホッとして、熱を出してる次男の所に戻ったら、こう言われたんですよ。

「今日は・・・だ・・だれが・・おせわしてくれる・・の?」

って。この子、熱出してもお母さんが世話してくれるとは思ってないんだ〜〜〜!ひゃーって心の中でのけぞりました。「だって、お母さん今日、会社行く日だって言ってたから」って。

でも考えてみたら、次男が0歳の時から熱を出したらまず病児保育施設に電話して、空きがなければ実母か義母に連絡して面倒見てもらってきたんだから、今さら驚くことでもないなと。

幸い、大好きなIさんが来てくれることになったと伝えたら次男も安心した模様で、私も無事仕事完了できました。改めて来し方を振り返ると多くの人の手を借りてきたものだ。直接的にも、ペイフォワード的にも、恩返ししていかなければと感じた一件でございました。

歯が抜けそうです

小学1年生の次男はまだ一人で留守番させられないので私が外出する日は学童保育に行っています。夕方、学童保育に迎えに行って「今日は何したの?」と聞いてみましたら、

「今日ねぇ、『こんにちはの会』で、最後に先生がほかになにか言うことある人いますか?って聞いたから、手を上げて言ったんだよ」

と教えてくれました。「なんて言ったの?」と聞いてみましたら、

「歯がぐらぐらして抜けそうです、って言ったー」

ですと。そのタイミングで「歯が抜けそうです」って情報提供は予想外すぎ。「それで、なんて言われたの?」と聞いてみましたら、

「拍手してくれたぁ〜」

だって・・・なんとまぁ、「歯が抜けそう」発言も面白すぎるし、拍手するって対応も粋ですなぁ。いい小話を聞いた気分になりました。

気をつけよう!ネット中毒

長男も次男も、ゲームが大好き。特にマイクラ(マインクラフト)が好きで、最近では、マイクラのオンラインゲームをやっています。兄弟で同じサーバーにアクセスして、そこにアクセスしてくる赤の他人と戦ったりするようです。「知らない人と戦うとか、怖くないの?」というと「はぁ? 全然怖くないけどw」とか言われます。

はじめは私、「オンラインゲームは危ないからやらないでっ!」とか「住所とか聞かれて、家に来たらどうするのっ?!」とか「ぜ〜ったい名前とか聞かれても言っちゃダメだからねっ!!!」などなどピリピリしていましたが・・・どうやら長男はそんなことは分かっているようで。なんだか私も慣れてしまいました。

それでも、あまりにゲームに夢中になりすぎなのではと気になることもあります。と、そんな状況の中、冬休みに読むためにと長男が借りて来たのがこれ。

『気をつけよう!ネット中毒 出会い系サイト』『気をつけよう!ネット中毒 ネット事件・有害サイト』

すごい表紙ですね。

ネット中毒

こんなの自分で借りてきてくれるなら世話ないわ。「面白い本借りてきたね」とコメントしたら「うん。俺が赤と黄色を借りて、マコト(仮名)が青を借りたんだ。SCPのオブジェクトクラスの色と同じだったから面白くてさ

え・・・? 後半部分、何を言っているのかわからなかったのですが・・・。

子供がどんどん遠くに行ってしまう今日この頃です。

息子の友達

私が家で仕事をしている日は、学校が終わると息子らは順次、帰ってきます。時には、お友達が遊びに来てくれることもあり、遊んでくれてありがたいなぁと思いつつ、仕事部屋から「いらっしゃーい!」と叫ぶのみで特におもてなしはしないのですが。

小4の息子の友達が来ると、ゲームをしながら米津玄師などを一緒に歌ったりしていることがあり、なんかいいねぇ楽しそうで。と頭の一部で思いながらPCに向かっているわけですが、時々、歌詞がやばいです。

おち〜んち〜んブゥらブゥら ポウ! ポウ! ポウ!(※リピート)

・・・。

私、クライアントさんからお電話がくるときとかもあるわけですよ。電話の後ろでこういうの聞こえたらどうなるんでしょうね。ちょっと面白いけど。

たまらないおとこたち

今、我が家の男子二人は7歳と10歳。7歳の小学一年生はまだまだポヨポヨとかわいらしくて、アゴまでトマトソースつけながらパスタ食べてる姿とか、よだれ垂らしながら歯磨きしてる姿とか、小ぶりな頭を枕に載っけて眠っている姿など、もうたまらん。こう言っちゃなんだけど・・・天使です。

天使が寝ている図

しかし天使ではありませんから、実際にはどんどん成長して、天使的な要素は減っていくことでしょう。そう思えばますます貴重な存在に思えて最近では人目をはばからず「見て〜かわいい〜天使が寝てるヨォ〜♡」と頬ずりしたり、「はーるちゃん♪」と脈絡もなく抱っこしたりして、最後の天使エキスを存分に享受しています。

そこへ登場するのが10歳の小学四年生です。

母のキモさを指摘する小4男子

「キモッ! お母さん、最近大丈夫? 親バカすぎてキモいよ!」とクールなつっこみ。これまたたまらん。

実のところ、二人がもっとちっさくて、もっともっとリアルに天使みたいだった頃は、私は毎日必死すぎてそれに気づけなかったから、実にもったいないことをしたと思っているが(実際あまり覚えていない)、しかし今のバランスは絶妙で、おかげさまでたまらん毎日を過ごしております。怒鳴りすぎて喉が痛い日もありますがね。

覚醒

長男は4歳からヤマハでピアノを習っているので、もう6年目。毎年夏に、発表会があります。舞台の上にたった一人で出ていって、いつもとは違うグランドピアノで演奏する。ピアノの発表会って、人生の中でもっとも緊張する出来事の一つだと思います。

で、長男が言うには、

「ピアノの発表会で一番緊張するのって、出番まであと二人いる時なんだよ」

とうことなのです。あと一人じゃなくて?と聞いてみましたら、

「出番まであと一人になったら、もう緊張しない。覚醒しているから」

ですと。覚醒……この人、やっぱり天才かもしれません。

At the backstage, performers are getting nervous except one who is “awakened(覚醒)”.

Taka has been taking piano lessons for 6 years. He joins a piano concert at a big hall once a year. One day he said to me.

“At the piano concert, I get nervous the most when there are two performers before me. When there is just one performer before me, I don’t feel nervous any more as I am awakened.”

AWAKENED…?! Is he genius?

「ちい」

先日、息子二人を連れて山形に行ってきました。「はい、これがハルの新幹線のチケットね」と子ども用の乗車券を次男に渡したら、そこに印刷してあった「小」の漢字を見て「ちい?」と聞いてきました。

ちい・・・

小学校1年生もようやく漢字の学習が始まりましたが、「小さい」は習っていても、「しょう」という読み方はまだ習っていないみたいです。

地獄みたいなやつ / A hell-like…

English follows:

小学校から帰ってきた長男が、ちょっとうれしそうな顔で話しかけてきた。

「跳び箱の上ででんぐりがえりする地獄みたいなやつあんじゃん? 今日あれ、できたよ」

a hell-like gymnastics technique

Taka came back from primary school and talked to me with a joyful face.

“Don’t you know the hell-like gymnastics technique that you do forward roll on a jumping box, do you? I did it today!”

What the hell? Congratulations my boy!

アリか犬に生まれたかった

先日、息子二人を連れて山形に行ってきました。天童市に行く用事ができたので、ついでに連れて行けば子どもにとってもいい経験になるかなと。

新幹線でお昼頃に天童駅に着いて、駅ビルに入っていた、ラーメンもパスタもある小さな食堂でお昼にしました。注文したミートソースパスタを食べながら、7歳の次男が言うのです。

“I wish I had been born as an ant or a dog.”

「俺、アリか犬に生まれたかった」

なんで? と聞いたら「いろいろやらなくていいじゃん、人間みたいに」と。こんな小さな少年に、私はあれこれ負担をかけているのかなぁと心配になりました。

I visited Yamagata prefecture with my boys as I wanted to visit the museum there. After we arrived at Tendo-shi station in Yamagata, we took lunch at a small restaurant in a small station.

Haru, 7 years old, suddenly said eating meat sauce pasta he ordered.

“I wish I had been born as an ant or a dog.”

“Why?” I asked. He said, “Because ants and dogs don’t have too many plans to do like humans”.

I wonder I am demanding this little boy too much…